楽園の泉〜横浜美術館へ行って来ました。
タイトルに深い意味はありません。
ただ、芸術という名の「宇宙」へ近づく蜘蛛の糸のような細い道、というイメージが顕れたです。
今日のすかーさま。それはそれ、
今日は横浜に行って来ましたです。目的は横浜美術館の以下の企画展示。
「マルセル・デュシャンと20世紀美術」
デュシャンについては私が説明するのもなんですので、必要でしたらググってくださいな。必要が無い人とは……芸術に縁のない奴が半可通で書いてるな、とでも思ってください(_ _)
あ、ここ→「Making Sense of Marcel Duchamp」はビジュアル的で見易くてちょっと面白かったです。読むの困難でしたけど(^ ^;)あわ
さて、
今回の展示では主要作品それも「泉」「大ガラス」「遺作」を展示ということで、俄然興味が出て行ってきましたです。
でも館内はもちろん撮影禁止(^ ^;) なので写真は有りません。念のため。
今回の展示は、デュシャンの作品と、その影響下にある他の作家の作品を並べて展示し対比させるという趣向でした。……でも。
いや、正直私は芸術とは程遠い処にいる人間なので「判るのか?」と言われれると答えられませんけど、でも対比として展示されている作品は……物によっては、デュシャンのやったことを追随しているだけに見える物もあって、面白い物はなかったです。
さて、デュシャンの作品については……「泉」については、本当に便器なんだな、とだけ(^ ^;)あわ
あれ?「大ガラス」にヒビ入って無い……とよく見たら「東京ヴァージョン」と。要するに複製品(x x#)……まぁ考えれば、実物を日本に持ってくるのは困難はそうでしょうけど(本物にこれ以上ヒビ入れるわけにも行かないですし)。
もちろん「遺作」も日本に持ってくることはできませんから、これは扉を投射で、覗き穴を設置する事で再現という方法でした。
どちらにしろ、実物を見るためにはフィラデルフィアに行かないといかんのか。
(もちろん「泉」も、多数有るという正規の複製品の一つ、と言う事になるのかしら。複製品という言葉が正しいのか判りませんけど)
図録。2500円(専用バッグ込みで2800円)200頁オーバで写真たくさんでまだ読み切れてませんけど(^ ^;) じっくり読み込むつもりです。
横浜美術館にはそう長い時間居ませんでした。後はみなとみらい地区をすこしふらふらしてから、帰りましたです。今日はこんな処です。
おまけ。気になったので図録と一緒に買ってきました。「泉」に描かれたサインをシール化した物。つまり、これを自宅のトイレの便器に貼ると、その便器は「芸術品」に早変わり(^ ^;)を
とは言っても便器に貼ってもしょうがないので(^ ^;) 今度ノートパソコン買い直したら、そのパネルに貼ろうかとか思ってます。……判ってくれる人居るかどうか判らないですけど(^ ^;)まぁ、意図判らない人にはなんとでも言わせておくさ、と言う事で。
自分の常識に囚われてその範囲以上のことを考えられない人、狭量な常識に囚われている人こそ、今回のデュシャンの展覧会で衝撃を受けて欲しいですね。……いや、結局狭量な結論を見つけて終わらせてしまうだけか。
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