現代サッカーマッチ韓国東京対川崎
若干出遅れて、13時半に現地に到着。
光州ワールドカップスタジアムに到着です。
ここに来たのは、2002年6月22日以来です。あの時は私の知っているサッカーとは全く別の競技を見せられて、吐き気がするほど気持ち悪い事になっていまいましたが……。その当時私はその試合(W杯韓国対スペイン)について「これは私の知っているサッカーではない。これをサッカーと言うのなら、きっとそれは古典的なそれではなく新しいサッカーなのだろう。つまり、現代サッカーだ」というコメントを某所に残しました。
はい、みなさま意図はお判りになられましたでしょうか。以降もこのまま進めます。
今日は韓国東京対川崎戦です。
現地には韓国東京のマスコットキャラの赤いパンダが居ました。
14時半、川崎選手登場ピッチ練習開始。
審判団。今日の主審はモレノでした。
川崎先発。
韓国東京先発。
雨のため軒下に集まる韓国東京サポの皆様。
アウェイ側の青黒集団は雨なぞ気にしません。
試合開始直前、青い画用紙展開。
ちなみにホーム側から見るとこんな感じだったらしい(ホーム側の人提供の写メより)。
選手入場。
円陣。そしてキックオフ。
前半7分、FK獲得。
蹴るのは馬絹。
ゴール前の混戦から、キーパーが弾いたボールをタニが押し込んで
先制です。
さらに前半9分、馬絹の突進。
しかしシュートは枠の外。
逆に前半14分、韓国東京のCK。
ヘッドで押し込まれて同点に。
しかしその直後、前半17分。タニが折り返してガナピがゴール! 勝ち越し。
しかしこの試合、審判モレノは試合(川崎)のスピードに全く追いつけず、そのため展開にも追いつけずことごとくファールを見逃す始末。
川崎のイライラは募ります。(その辺は川崎が克服すべき処ではありますが)
前半27分、馬絹からパスを受けたジュニが突進。
ゴール前まで来るが
しかしシュートは枠の外に。
それでも押し詰まった前半42分。センターサークル付近からのFKより
丸子から
馬絹が押し込み
最後はジュニがシュート!
担ぎ上げての大喜び。
アウェイサポも大喜び。
ロスタイム寸前、ジュニ倒されます
が、主審モレノは試合を止めません!
この主審は、ジュニが倒れてもそれはわざとだとでも思っているのだろうか?
セッキーもモレノに抗議。
ジュニは結局タンカで外に。
ロスタイム1分に入ってから、なんとか復帰。
前半はココまでで終了。
今日のすかーさまはハーフタイムに。今にして思えば、試合終了後はそれどころではありませんでしたからこれはこれで正解だったのかもとも。
ここから後半です。川者にとっては地獄の45分+6分。
後半4分、馬絹が
そのままゴール前まで持ち込んで
シュート!
4点目。
しかし後半6分、川崎ゴール前のFKなのですけど
スキを疲れるようにゴール前に転がされて
ゴール。ううむ……
そして最大の要点、後半8分。
ゴール前でボールを受けたジュニが
ペナルティエリアで明らかに脚を掛けられて倒されたにも関らず
モレノはそれをシミュレーションとして黄紙を提示。今日2枚目となったジュニはこれでこの試合退場に。
そりゃジュニ怒りますがな。それにモレノ、ジュニに追いつけずにかなり離れたところから見たはずなのになんの躊躇もなくカードが出せるというのは一体どういう事?
ジュニはスピードがある選手なので、下手な転び方をするとそれはそのままケガに直結します。だから倒されたときにはケガしないように「大きな動き」の転びかたをします。それは今に始まったことではないですしハゲも今までJ2時代を含めてジュニの動きを見てきていたはずです。にも関らずコイツはこの時「派手な転び方をした」を即ちシミュレーションだと判断したということ。いやこの試合でもモレノは先に書いた通りジュニが倒れたのは無視していました。つまり最初からジュニが倒れるのはワザとだという偏見をもった前提が頭にあったとしか思えません。これが、このリーグの主審なのか?
もしこれがまったく問題とはならないのならば、もはやジュニはJリーグに居るべきではありません。ジュニが自身の力を最大限に発揮することがここではできないのですから。そしてそれは他の選手でも同じこと。実力がある選手が居られないリーグだと言うことです。
ジュニをピッチから追い出すモレノ。
ジュニ、こんな審判が跋扈するリーグでごめんなさい。
後半19分、川崎ゴール前でFK
これは吉原が弾いて何とか防ぎました。
後半22分。馬絹out 、佐原in。……いえもうこれはここまでに何度も書いていますけど、勝っている試合の場合に攻撃陣抜いてサハラで守備固めって、それでここまで何度失敗していると?>監督
そして今回もこれは失敗でした。監督のこういう処は、どうしても納得いかないですわ。
後半27分、シュートはゴールを揺らすがこれはオフサイド。
後半29分、ガナピ足を攣ったかタンカ
そのまま交替……って、大世? クローツでは無いの??
ただでさえ一人少ないのに大世を入れるのか。
ちなみに入場者数は2万3251人だったそうです。あれ、川崎煽ることまでして、4万人を目論んでいたのではなかったの?
後半38分
ヒマラヤに決められて3-4に。
後半39分。FKのボールセット時、相手に邪魔されて間を取っていた丸子に、モレノはそれを遅延行為として遠慮無く黄紙。二枚目だったので赤紙。
そんなことでも「こういう時は」厳密にカードを出すですかそうですか。いやこれはサッカーではなく「現代サッカー」ですからもう審判の思いのままですねそうでした。
実況中継していた調布FMの解説は「こんな審判と判っていたのだからカードを取られかねないことをするのはバカですよ」と言ってた。ふーん。
尤もこの解説者、この後はかなり舌が重くなっては居ましたけどね。
丸子もピッチから追い出されて、川崎は9人に。
いくらなんでもそれでは、川崎が勝てるはずはありません。
ここまでです。この後の展開はここに書くことではないでしょう。
韓国東京5-4川崎
試合終了後の整列には、川崎の選手は殆ど居ませんでした。
それでも、アウェイスタンド前には来ました。
こんな状態で、よくやったよ。ただ去年は玉スタで今村にやられて失速してしまったので、今年はそんなことが無いように……って、次節はジュニ丸子馬絹とミノが出場停止!! なんてこった。
まぁJ1残留確定おめでとさん。だからと言ってこういう勝ち方でもうれしいのなら、やはり今日の相手は韓国だったとしか思えないですね。2002年6月22日の光州ワールドカップスタジアムに居た人達と一緒だから。
また、今回の審判に疑問が無いのならば、今後も審判に疑問を持ってはいけないですからね。
なお前述の調布FMの解説者も、終盤「サポータはそれでも良いでしょうけど、こんな点の取り方では駄目ですよ」とも言ってたことは書いておきます。
屈辱の試合が増えていきます。去年の浦和玉スタに加え、今年は福有と万博、そしてこの味スタです。しかし川崎もJ1復帰からまだ2年目。今後も時間を掛けて、こんな試合でも勝てるようにならなければなりません。今後も下を向かず、前に進むしか有りません。
さて。今回から始まった「修羅場3『頂上作戦』」次は川勝組との抗争です。
しかし次回もハンディキャップマッチ。今年の川崎最大の分水嶺となりそうです。
最後の頼みだ、行けユースケ!
この項終わり。
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Comments
瓦斯が韓国なら川崎は北朝鮮ですね(笑)
森を飼っている限り君達はいつまでたっても無冠でしょう。
正直、石崎さん時代の方が正々堂々とした
いいサッカーをやってましたね。。
Posted by: oni | 2006/11/14 13:26
2002年6月22日・・・・・光州にいましたよ、蔚山からの某貸切バス組ですか? あの試合もモリエンテスのゴール取り消し、ミョンボがPK蹴って判定勝ちが決まって。。。。私もあの頃の微妙な対抗心、心の燻りがあったから日本代表観戦もここまで続いているんですけどね。
ナビ杯準決勝といい、このFC戦といい門外漢からするとドラマチックな試合が続いてますが、払った分だけ戻りがあると信じて応援しましょう。18日の後は、ダイラでお待ちしてます。
Posted by: 川口 | 2006/11/14 21:03
韓国人選手がいるチームが平気で韓国を馬鹿にする神経がわからん。
選手整列とか見るとろくなチームじゃないね。
Posted by: FC東京ファン | 2006/11/15 14:57
調布FM解説の石井氏(元代表監督)は、時間が十分あるのに単調がち、力押しに陥ったFC東京の攻撃に対して「サポータはそれでも良いでしょうけど、(優勝を狙うチームになるには)こんな点の取り方では駄目ですよ」と述べていたものです。判定うんぬんと直接からめたものではありませんでしたねぇ。
ただ、石井氏は審判の基準のおかしさについては、川崎一点目のFKとなる、FC東京のファールととられたプレイから試合を通じてずっと疑問を呈しておられました。
ソースがコミュニティーFMという確認困難な媒体であるのをよい事に発言者の真意を歪めて利用する(いわゆる捏造ですなぁ)というのをどこかでよく見るなぁ、と思ったら、貴方が心底嫌っておられる国のマスコミがよく使われる手段だったっけ。嫌よ嫌よも好きの内とはよく言ったものですから、かの国への貴方の凄まじく狂おしき愛情表現なのでしょうな。韓流もはやここまできたかと思い、敬服いたします。。。
Posted by: 調布より愛をこめて | 2006/11/17 11:34
似非マリーシアは麻薬みたいなものだ。
審判を欺いて味方につける行為なので、審判が騙されると簡単に流れを引き寄せられる。
あまりにも簡単に優位になれてしまう為、気軽に何度でも使用してしまう。
しかし、それでは本当に困難な状況を乗り越える経験を積む事も無く、
審判が騙されなかった場合に享受していた優位性も失われ、
そのギャップを埋める事が出来ずに途端に脆さを露呈してしまう。
何度でも言おう。そして断言する。似非マリーシアは麻薬だ。
一度でもそれに染まってしまうと、その利便性故に容易には抜け出せなくなる。
もし、それを「指導」してる監督がいるなら、そのチームの為に即刻辞めさせるべきだ。
人や、人を土台にしたチームが廃人となる前に、一刻も早く…。
Posted by: レミントン | 2006/11/17 11:52