08年J1第8節川崎対柏@等々力
試合前については前の記事を参照してください。
川崎キックオフで、試合開始。例によって大世はライン際で待ってます。
前半1分、柏に攻め込まれるが
ユースケが入ってボールはゴールラインの向こうに。
前半7分山岸から
反対側のユースケ経由でゴール前のジュニへ
ジュニがいなして憲剛のシュート、はキーパーがはじき出して枠の外に。
つづいてコーナーキック、憲剛。
ゴール前のジュニにぴったり合わせたが
ボールは枠の外に。
前半13分、ジュニ後ろから倒されて
フリーキックは憲剛。
ゴール前で合ったもののはね返されてカウンター喰らった。
この辺から柏の攻勢が強くなり……
前半26分、バックスタンド側ゴール前に押し込んだ柏の11番、ゴールラインを割ったようにも見えたのですけど(帰ってからビデオ見ると切れては居なかった模様)それを見たのか一瞬できたスキを見逃さず
ゴール前でシュートを決めたのはアレ!
柏先制。
ゆりかごされてしまいました。(11番のお子様誕生だそうで。それはめでたい)
前半31分フリーキックは憲剛。
これは南がダイレクトキャッチ。
前半37分、ユースケの突進
ゴールに飛び込んだタニには合わず
ファーサイドに居たジュニにも合わず。
続く前半38分には大世の突進も
シュートは枠を逸れてしまいました。
じりじりして攻めに逸りすぎた処でカウンター喰らってミドルシュートが枠の中に。
前半で0-2。
しかもその直後、競り合いでユースケが叩いてしまったのか、黄紙。累積4枚で、次節はお休み……。
そこからのフリーキックは
直接枠の外に。
ロスタイム2分も、そのまま終了。
いや正直、ハーフタイムはいろいろネガってましたです。今日も負けなのか、この後凶悪な相手が続くのに、ここで勝てなければいつ勝てるというのか。それも監督交代直後で、ここで勝てなければ監督への不審にも繋がってしまう、それはもうチーム崩壊にもなりかねない。降格してしまうかも。どうなってしまうのか……
云々と、うだうだと。いつもの「今日のすかーさま」も、ハーフタイムに撮るのを忘れてしまっていたくらいで。
後半は柏のキックオフから開始です。
後半5分、大世が柏の選手と交錯して、柏の選手倒れた。
川崎が(大世が?)激しく行っていることは判りますけど、後半は柏の選手倒れすぎで、時間稼ぎをしているようにも見えました。
尤も、川崎の過去の試合では、勝っていて時間稼ぎをしまくるような展開になると、終盤追い付かれてしまい勝ち越す時間が残ってないてなことは何度も有りましたから。
後半6分、ジュニの突進から大世経由で憲剛のシュート!
は、枠の外に。
後半16分、攻めきれないまま膠着気味の展開を打破するために川崎は一気に二人交代。大世→クローツ、菊地→大橋。
前の試合もそうでしたが、この試合もこの交代が大きな転回点でした。
後半21分、ゴール前突破したジュニを止めるため古賀が脚を払ってしまい、ジュニ倒れて審判はPK提示。
「脚を掛けてないぞ」との抗議だそうですけど、ビデオで見直してもあの状態で脚払われたのですからジュニはああいう形で避けるしか有りませんし、避けなければケガしていた危険が有ります。そういう危険な足払いかました時点で駄目でしょう。
PK蹴るのはもちろんジュニ。
南思いっきりボールを読んで触りはしたのですが
雨ですべったのか、そのまま枠の中に。
PKとは言え、ジュニのリーグ戦初得点です。
後半20分代で1点差。FM中継によると、ノブリンは「2点差が一番危ない」と言ってたそうです。実際私自身、0-2からロスタイムに寿人の2得点で追い付かれた試合が頭から離れません。この時点で、この試合引き分けには持ち込めると思いましたです。
そう思ってから間もない後半25分、コーナーキックは大橋から。
ゴール前ではね返されたボールをユースケがまくって大橋のシュート、これは南がパンチングで弾いたが憲剛が肩胸でトラップしてユースケに戻し、ユースケが
シュート!は枠の隅に。
これで同点!
大喜び。のこり20分残して、ハーフタイム時の2点ビハインドから振り出しまで戻してしまいました。これなら勝てます、もうそういう気分になっていました。
なおこの日の入場者は1万4426人。雨という天候からしても善戦でしょう。
そうしてそして、後半40分。
山岸のスローインから。
一度後ろに戻してイガ、がセンターライン少しの処からシュート! 不意を突かれた南は反応したものの弾くことしかできず、そこに詰めたタニが押し込んで!
ついに逆転です!
なによりも、ここまでできていなかった「ゴール前に詰める」ということができてのゴールですから。これができるようになれば、取り切れなかった点を取りきることができるようになります。
あと五輪が刺激になったのか、タニもあの絶好時のタニに戻りつつあるようです。
それにしても2点差からの逆転って、いつ以来なのだろうか? 私は前回は憶えていないです。
ロスタイムは3分。
周平倒されましたが、こうなると川崎もきっちり時間を潰します。
後半47分くらい、タニから 横山への交代で、これも時間つぶし。
最後の最後の柏FWのシュートも、これは川島がきっちり抱え込みました。
そして
試合終了。
川崎3-2柏
今年の川崎の分水嶺となる試合でした。
と、試合終了後なにか混乱が。
柏の選手が審判に文句言って黄紙喰らい2枚目で赤紙。その審判が差し出した黄紙を忠成が叩き落として、忠成は一発赤紙。ということみたいです。
審判がヘボすぎて怒るのは判りますけど、直接手を出したら駄目。
審判に手をだしちゃった以上は、懲罰出場停止が最低でも2試合はつくでしょうし、審判についてリーグに抗議しようにも「選手がカードを止めること自体が認められないと一蹴」とか、逃げ道を造ってしまいます。おちつけ。
ここでようやく、今日のすかーさま。
ヒーローインタビューはタニでした。一人後からバックスタンド前に合流です。
でもこの試合、大橋投入が全てでしたです、そこまでの手詰まり状態から、一気に攻勢に転じましたから。個人的には菊地先発は余りうまくなかったとも思うのですけど、大橋がフルタイム持たないことを前提に、フルパワーで使える時間を残すまで耐えていた、と言うことでしょうか。
次節はユースケもお休みですし、好調ピクシー名古屋に対してどういう手を並べるのか、次節が高畠新監督の真価が問われる戦いとなるでしょう。
ただ、この勝利で。その強敵に対してよい心持ちでぶつかることができます。
まってろ馬絹!
ともあれ今日は、高畠監督初勝利と言うことで、おめでとうございます。
がんばれ新監督。
そして名古屋の後、次のホーム戦はこれも難敵、鹿島戦です。さらに磐田、浦和と困った相手が続きます。なんとかこの一連の戦いで2勝以上を!!
あとは余韻です。
スカパーブースでは丁度試合のハイライトを流していましたので、思いっきり見入ってしまった(^ ^)
雨の中、それでも帰る水色黒の皆様の姿は揚々としていました。
おそらくは、自分も(^ ^)
しかし、こうやってみるととんでもない展開だ(^ ^;)
次は例によってカブ記事です。後が詰まっていますので、明日までには更新します。
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