09年J1第25節鹿島対川崎@水捌けの悪いカシマ
今日のバスツアーは19台だったそうです。
私の乗ったバスは14時前に小杉を出発。
14時半には、いやはてに到着。
この通り見かけはりっぱなワールドカップ仕様のスタジアムですけど、実は重大な欠陥が在ったのです。本日それが露呈しました。
すでに開場していましたので、ゲートから入場。
今日の試合は鹿島対川崎です。
そして今回最悪の判断をしたのがこちらの先頭にいらっしゃる主審通称ジャスティスです。
17時40分選手が到着、早速ピッチに。
周平さんは前日練習のケガで今日はお休みでした。だからか、帯同しているけどここまで。
例によって、尾藤とヤブは何語で話しているのだろうか?
18時24分、キーパー練習開始。
そのすぐ後に、他の選手もピッチ練習開始。
川崎スタメン。鹿島スタメンは(写真がボケたので)略。
主審はジャスティス。
試合開始前、パノラマ。
整列。
円陣。
川崎ボールで前半開始。
前半1分
押し込まれでシュートされたけど
オフサイド。
以降も鹿島は左サイドから押し込みます。
川崎も左サイドを突きます。
でもう面倒くさいので前半19分。(`3´)/が
DFをかわして遠目からのシュートがゴール!
先制。
前半26分、川島がなかなか蹴らなかったとして遅延行為でファール。
ペナルティエリア枠上当たりからFK
さらにその壁の攻防で憲剛に黄紙。
それでもなんとか
壁で弾いて防ぎきりました。
しかしその後、前半30分
仮面のFWマルキーにょに決められて
同点。
<
しかし2分後の前半32分。CK憲剛
跳ね返りを(`3´)/が頭で合わせて
再逆転。
(`3´)/これで二点目。
前半ロスタイムは3分で終了。
今日のすかーさま。
後半最初から、川崎は田坂in、ヤブ out。
ちなみに後半にはいる頃には、雨が強くなってきました。
でも気になりませんでした。等々力なら、どれだけ雨が降ってもピッチは大丈夫ですから。
鹿島ボールで後半開始。
後半14分、ヘナout ヨコin。
さらに後半19分、ソノout ヤマin。
そして後半21分
右サイド側ゴール前に押し込んだジュニ
そこから僅かなスキマを縫ってのシュート!
これで1-3に!
なおこの試合の入場者は2万2323人だったとのこと。
しかしこのあと驚愕の展開に。
後半30分、主審ジャスティスが試合を止めてしまったのです。
理由は「ピッチコンディション不良」とのこと。
確かにピッチには水たまりができている状態。というか「この程度の雨」で水たまりができるピッチ。
等々力ではこの位強い雨でもピッチに水たまりはできません。ACLセントラルコースト戦ではオージーも驚いたくらいで。
ところでトンボで水たまりを掻いた処で、水が捌けなければ意味がないように思う。
加えて書けば、この中断時間は却って雨が止んでいた。
そして。
この試合は「中止」でノーゲーム。
ちなみに試合中止はマッチコミッショナーの判断となります。
鹿島1-3川崎(中止)
鹿島の選手は中止と決まったとたんに帰ったのか、ピッチには出てきませんでしたが、川崎の選手は登場。
お疲れ様でした。
ただこの試合2ゴールを上げた(`3´)/は。その2ゴールもノーゲームで無に介したのですから仕方がない。
ノーゲームは仕方がない。
ただ、ノーゲームとなった原因はピッチコンディション不良で、ピッチの水捌けがろくにされないというピッチの設備不良によるもの。つまり中止の原因は鹿島に起因するものです。
ならばこの試合に対して、Jリーグは当然、鹿島に何らかのペナルティを課すものと考えますが、違いますかね?
でなければ今後、鹿島のようにピッチ設備が不良なホームグラウンドを使用しているクラブは、それを理由に自由に試合を中止できることになってしまいますから。
加えて言えば、当然再試合ではこのような「雨が降ったら中止にできる」スタジアムを使うわけはないともかんがえますが、何かおかしいですかね?
まぁJリーグにそこまで期待はしませんけどね。
2009年09月16日追記:
9月15日のJリーグ理事会でこの試合の始末が決定しました。
お知らせ: KAWASAKI FRONTALE
当該試合の取り扱いについて
本日の「社団法人日本プロサッカーリーグ 第21年度 第6回理事会」において、試合経過等を総合的に判断した結果、当該試合が中断した74分より試合を再開することが決定致しました。
予想外のまっとうな、かつ双方に非常な結論です。
鹿島の方は当然、0-0からのフルタイム再試合を希望していたでしょう、実際現地では「ノーゲーム再試合」と発表していたのですから。
それが後半途中からの再開となると、追加でチケットを売ろうにも売りにくい、おそらくは払い戻しも必要、かつグラウンド使用料は変わらない。(グラウンド使用料を抑えるために無料試合にするかも知れません)
運営は基本Jリーグが行なうとは言え(なお運営費は広島から提供されました)鹿島としてはコスト的に見合わないからこそ、「ならばいっそ試合成立で」という主張に転じたのでしょうね。
それこそ今後に遺恨と悪例を残すことになるから、試合成立はどうしてもできなかった。この辺のJリーグの判断は「真っ当で」真っ当すぎて帰って不思議です。
試合は10月7日。翌日の代表戦には鹿島と川崎の選手は招集なし。他条件は停止時そのままだが、ケガ人や大世の代表招集などがあった場合には考慮有りとのこと。
平日とはいえ、忘れ物を取りに帰る必要は有りそうです。
ところでセントラルコースト戦では「そんなに降ってねえだろ」という突っ込みがあったようで実際に記録に残っている数値的にはそれ程降っていなかったと。なので等々力でここまで降ったらどうなるかは、ここは保留とします。ですがここまで降ったらどこでも試合中止だろ、という疑問に対しては、私の記憶にある「雨で酷い目に遭った試合」として以下を上げておきます。
2004年J2第32節 甲府-川崎@小瀬
気象庁のデータに寄れば、
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=49&prec_ch=%8ER%97%9C%8C%A7&block_no=47638&block_ch=%8Db%95%7B&year=2004&month=9&day=4&elm=hourly&view=
この日の甲府は試合中の20時代には 22.5mm という数字を出しています。ですがこの試合は中止も何もなく、普通に最後まで実施されましたです、はい。
(2003年の試合での同じく小瀬での大雨では水球状態でしたが、2004年はピッチ改良後だったからか、試合を止めざるを得ないほど酷い状態にはなりませんでした)
小瀬では大丈夫でした、ということで。
※このとき私が使っていたデジカメは水浸しで壊れましたけどね。
処で主審もやっぱりジャスティスのまま? そこまで含めて可能な限り同じ条件だとしても、この場合再開直後でも構いませんので第四審と交代する事自体は問題ないと思いますよ? 試合中審判が第四審と代わる事自体は珍しくありませんからね。
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Comments
早速のアップ、お疲れ様です!
雨が降ったら中止にできるスタジアムは、
確かに使うわけにはいきませんね。
まったく、同感です。
再試合は、カシマはやめていただきたいですね。
(期待してませんけど。。。)
Posted by: めんたる | 2009/09/13 03:08
めんたる さんこんにちは。
不貞寝して映画見て帰ってきたらそれなりのアクセス数になって
いて、ちと驚きましたです。
もちろん私的にはもう再試合はなしの方が良いですけども、やるなら
雨が降っても大丈夫なピッチの方が良いですね。
ともあれ、将来遺恨や、せっかくの優勝に傷をつけるような裁定になり
ませんよう、祈ることにします。
Posted by: ぐんちゃ | 2009/09/13 18:57
はじめまして、今期終戦気味の犬サポです。
あれから鹿島が逆転する可能性はかなり低いですから、お気持ちは察しますが、関東圏ですら茨城・栃木・埼玉・伊豆など大雨が多いというような気候が異なる地域もございます。芝状態とりわけ水捌けでそのような発言をされるのはおかしいと思います。
カシマサッカースタジアムは、私の記憶によると機械制御の芝管理を採用した日本初のスタジアムだったはずです。溜まった水に対する対応が行き届いていなかったという情報もありますが、ここは曖昧な理由で中止を決めたマッチコミッショナーと審判団、基準を明確にしていなかった理事会に責任があると思います。長時間の停電や雷雨、交通機関のトラブルなど観客・選手の安全や興行の最低条件を欠く事由なら多くのサポは納得できた筈です。お邪魔しました。
Posted by: 負け犬 | 2009/09/15 10:06
同じくらいの雨といいますが実際の雨量は5倍もあったようですよ
Posted by: あき | 2009/09/15 19:16