16年天皇杯決勝鹿島対川崎@吹田ス
やる気ないまま放置していましたけど、記録という意味もあって一応。
チームもすでに大師で必勝祈願を行い、新年度に突入しましたし。(更新日は17/01/16です)
決勝まで来たのに、またしても。
いやここで勝敗を分けたのは、はっきり監督采配の差。この試合でもまた「監督が無策で自滅」しただけ。
この監督(というかパスの精度だけ上げればハッピーでそれ以外は利益誘導しかしない人)ではタイトルは無理ということはとうの昔に分かっていたこと。これまででも、川崎をきっちり攻略した上で勝つための策をきっちり立ててきた相手には(それが降格しかけているチームであっても)苦戦していたというのに。→うかうかしてるうちに、これが17年への伏線に。
「それでももしや」というような甘い考えは、「サッカーの神様」は許さないようで。
というか、監督の座に居た御本人が「胴上げされるのは嫌い」と宣ってますので、これは本人も胴上げされたくなかった・そういう結果を求めなかったということなのでしょう。すっぱいぶどうとしか思えませんが、そういうことなのです。
もちろんJ2の監督になったとしても、胴上げされるような結果には「しない」でしょうね。それも3年契約ですし。
というわけで、以下は1月1日の行動中心で、試合自体には余り触れない……はず。
その代わりに繰り言が延々と綴られます、いつものことです。
09時半過ぎにお宿を出発。地下鉄で
千里中央経由。
モノレールに乗り換え。ここまでで既に水色黒多数。
着いた万博記念公園駅は、天皇杯仕様になっていました。
もちろん、そこには我らがばくはつ太郎さん(仮名)も。
ばくはつ太郎さん(仮名)の膝元でこのような恥ずかしい試合をする訳には……
時に10時半頃。でも指定席なので急ぐ必要も無し。なのでエキスポシティを徘徊。
謎の水族館っぽいなにかとか気になる施設は有りますし、109シネマズのフルフレームIMAXも気になるのですけど。その辺はまたの機会と言うことで。
リーグ戦の時と同じく、中のスーパーで食料を購入。関西っぽい食べ物がお手頃な値段でw
と、それでも。エキスポシティでも前回はまだ建設中だった観覧車が気になったので、そっちへ。
全高123メートルで、現時点で高さ日本一の大観覧車だそうです。1周約18分。
なお、これまでの日本最大は葛西臨海公園の117m。世界で言うと、ロンドン・アイの高さは135m、中国の南昌之星が高さ160m、シンガポール・フライヤーは高さ165m、ラスベガスのハイ・ローラーが高さ168mでこれが現時点での世界最大。
(中国では北京に東方摩天輪なる高さ210mの観覧車をつくると豪語していたような気もしますけど、北京オリンピックまでに)
ちなみにこの観覧車は泉陽興業製なのかは判りません。なんせエキスポランド跡地ですしね。
それはそれ、話を戻して。
値段も千円ほどでしたし、待ち時間も有りませんでしたし。
実際ほぼ待つこともなく、搭乗。と
このゴンドラ床が透明だ。いや、こちとら高所は苦手なんじゃよ……
(後で聞くに、そう言う人向けに目隠しマットが用意されているとか)
という訳で、脚がぞわぞわする感触にほぼ身動きできない状態のまま、ゴンドラは無情にも上昇。
とりあえず今日のすかーさま、その1。
エキスポシティの向こうに、今日の会場が姿を現しました。
そして視線を逆に向けると、ばくはつ太郎さん(仮名)の足元で工事中でした。
内部の再公開に合わせ、万博時代の地下展示場を復元(新設?)しているそうです。併せて、現在行方不明の「地底の太陽」も復元、また塔内部の「生命の樹」も失われている生物模型を作り直して再現するという。ううむ、見たい。
とは言っても、内部公開は2018年3月公開だそうで、今年ではなく来年だ。
さて降下。だから恐いって。
とかなんとか言った処で、もちろんなんか起きる訳もなく無事地上へ降りました。
そんなこんなで、時間も11時を過ぎたので、スタジアムの方へ。
しかしこのモールは露骨な敵意でスタジアムへ通り抜けできないようにしていて、そのため外側を大回りが必要。とてつもなく面倒。
エキスポシティの中を突っ切らせてくれれば距離的にもかなりショートカットできるはずですし、その過程で買い物もするでしょうに。(駐車場占拠問題はすでに対策済)
ともあれ、ふらふらと移動。
しょうがないので、エキスポシティと駐車場の縁を大回りして
ようやく到着。迂回させるにも通路が細くて、行きはまだしも帰りが大渋滞になるのが。とても難儀。
入場。
マッチディ。
まだ意識的にも間があったので、中も徘徊。動ける範囲で。
まずビジター側から見た風景。
それからバックスタンド側にも回ってみました。
なお表彰式のお立ち台は見あたりません。
さて自分の席へ。アッパースタンドに移動して
たどり着いたのはメインアッパーコーナー1列目。
というかこの席、リーグ戦脚大戦で座った席と全く同じ席だったのです。どちらもピンポイントで席指定したわけでもないのに。なんという偶然なのか、それとも必然なのか。リーグ戦の時は川崎が勝ったので、これも験がいいと思ったのですけどさ。
ついでにこちらでも徘徊、アッパーも最上段まで上がってみました。次回はこの辺でもよさそう。ただ階段手すりでコーナー付近が見切れるところが有るようで、注意が必要そうだけど、
警察音楽隊登場。
演奏していました。
というわけで改めて。今日の試合は天皇杯決勝鹿島対川崎戦@吹田スです。天皇杯での決勝進出は、川崎では初か?
13時15分ほど、キーパー陣登場。
そしてその5分後には
フィールドプレイヤーも登場して
アップ開始。
ビジター席はびっちり。
緩衝帯はどまんなか。
審判スタメン。追加副審も有りの試合です。
鹿島スタメン。
川崎スタメン。
嘉人はこれで川崎は最後です。他にもこれが最後の選手が海豚も知れんけど。
要するに嘉人には見限られたわけで思う処は無くもないですけど、まぁもとよりそういう選手、要は傭兵と考えれば。
瓦斯に憲剛相当の選手が居ると良いですね。居たら活躍できてしまうのでそれも痛し痒しだけど。
試合前。川崎コレオ。正?
なお正面図はフロンターレ公式tweetからどうぞ↓
まもなく?? 【広報】 #frontale #天皇杯 #フロンターレでタイトルを pic.twitter.com/w4ip0J17jf
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2017年1月1日
入場。
整列。
写真撮影。
円陣。
エウシーにょ。
なお今日の成龍は黄色です。
川崎ボールで前半開始。
前半03分川崎
右タッピーに回して
ペナエリア右外エウシーにょのシュート
しかし大きくはずれ、枠内には行かず。
前半03分鹿島右に
押し込んで来たが、
エドゥアルドが対応。
前半06分川崎僚太が左に押し上げようとしたが
まんおの遠慮無い一撃。
さすが鹿島。
前半07分川崎左FK憲剛。
ゴール前でクリアされ、
そのこぼれ球を拾った僚太のシュートも
はね返された。
前半08分鹿島
大きく前に送り出されたが
DFが遮りボールは成龍へ。
前半12分川崎
前に送り出して嘉人
遠目からのシュートはDFにはね返された。
しかしそのこぼれ球を
さらに奪い返してごり押し
シュートはしかしDFに防がれ
こぼれ球に突っ込んだにょぼりも合わせられず
ボールはアゴの手の中に。
前半13分鹿島右奧にボールを
送り込んできたが、車屋が体を入れて遮った。
前半17分川崎センターライン手前から嘉人が大きく前へ
ゴール前でエウシーにょが受け、
跳ね返りをにょぼり経由で
ゴール前小林ゆうのシュートはしかしアゴ正面。
前半17分鹿島ファール受けて
暴れ出す。
これが鹿島の勝利への執念ということなのでしょう(棒)。
前半19分川崎僚太
ボールを受けたけどここでも当然のようにぶちかまされた。
嘉人怒る。
しかしそれが鹿島だ。
ベンチも怒る。
あれ、普段はこういう時にも無反応の、監督の座に居た人もここでは反応していたような。
だったら常にそういう反応しろデス。
さらにその直後にもにょぼりが。
さすがは鹿島だ。これぞ鹿島だ。
勝つためには全く手段を選ばない、これこそが鹿島ですしだからこその常勝軍団なのです。
前半20分鹿島FK。
ゴール前左で折り返されたが
何とかはね返した。
前半26分川崎左に押し込み
僚太経由で
憲剛へ
しかし憲剛は後ろから
倒されたけども、ちろん審判は目の前で見ていてもこういうのはファールは取らないぞ。
こぼれ球を僚太が横に送りだし
ペナエリア外右で受けた嘉人がシュート
しかし枠には行かず。
前半27分川崎今度は右から
小林ゆうがペナエリア内まで押し込み
ゴール前に送り出したボールににょぼりが頭で合わせたが
枠内には行かず。
おしい。
前半32分川崎小林ゆう左ライン際を突撃しかしそこにはまんお。
きっちりぶっ潰しやがります。さすが鹿島を象徴する選手だ。
前半32分川崎FKから右に大きく回して
タッピーがゴール前に送り出したボールにエウシーにょが合わせたが
ゴールにはできず。
前半33分鹿島右へ押し上げ
ゴール前に送り出されたボールは成龍がはね返した。
そのボールを拾われて
左に押し込まれたが
タッピーがはね返した。
スローインもはね返した後の前半34分鹿島左バック側CK。
ゴール前に落とされたが何とかはね返し
そのこぼれ球を再度押し込まれたが
これもなんとかはね返した。
前半35分鹿島さらに
押し上げてきたが
オフサイドで助かった。
前半37分川崎僚太
憲剛とつないで
憲剛が前に
送り出したボールを嘉人
ライン際まで押し上げて折り返したが
にょぼり突っ込むもクリアされた。
おしい。
前半39分鹿島
右に押し込み、にょぼりや車屋が防いだが
ころり。
もちろん川崎のファールはしっかり取る審判。
前半40分鹿島FK。
なんとかクリアした、が。
前半41分鹿島メイン側右CK。
ファーサイドで合わせられて、押し込まれた。
鹿島先制。
しかしこの試合に限らず、最後の最後までセットプレイ対策はなにもできないままとなりました。いや「しないまま」か。それが風間サッカー。なぜやらなかったのかは知らんけど。ただこの方の手法は一貫して「できないことはやらない」ですから、そう考えると納得はできます。単に守備についてはできなかったのでしょう。
17年は少なくともセットプレイ時の守備の構築が必要となるでしょうね(この時点で存在してないから「再構築」ではなく)。守備力削って攻撃全振りという名目があろうとも、それとは別にセットプレイの守備は考える事ができるはずですしやりようもあるでしょうから。
前半43分さらに鹿島右に突っ込む
戻ったエドゥアルドが
なんとか対応。
アディタイム2分の前半45分川崎右へエウシーにょ。
押し込んでのシュートは
しかしはね返された。
これで前半終了。
少なくとも負けているのでハーフタイムに手を入れる必要が有るとは思いますけども、しかし非常識の風間サッカーにそういう通常の理屈は通用しない。それでは試合では通用しなくても非常識を選ぶ。
と言うわけでハーフタイムのおことば。「冷静に落ち着いてプレーしていこう。ボールをシンプルに動かして相手を動かしていこう。守備は正しいポジションから」
外に提示されるコメントなんていつものコピペだから深く考える事自体がナンセンスでは有りますけど。毎度ながら、具体的な手だてを示すことは無し。手だてを打つ気無いのか、打つことができないのか、ここまで来て本当に無策なのか。
繰り返しますが「できないことはやらない」これは最初から一貫しています。策を弄することができないならやらない、それは正義なのでしょう。非常識かもしれませんが、自ら非常識と言ってる人なのでそれが正しい。最初からそういう逃げを打ってる処からして本当に賢い。私のような愚者には考えも及ばない。
そういう愚者は疑問を持つよりも信じることが大事ということなのでしょう。信じる者はすくわれます(足を)。
今日のすかーさまその2。
いわゆるジャイキリ賞は、ホンダFCの方でした。
富士山。
もちろん川崎が先にピッチに戻って来ます。いつもの事です。
ハーフタイム鹿島1枚目の交代。山本out 黄錫鎬in。
ハーフタイム 川崎1枚目の交代。にょぼりout 三好in。
ここに至っても定型交代。同じことしかしない。三好を入れる事自体は判るけど。
鹿島ボールで後半開始。
後半01分川崎左サイドライン際で車屋が前に送り出し
三好が突撃。
一気にゴールそばまで押し上げたが
しかしゴール前に送り出したボールはアゴに抑えられた。
後半04分川崎今度は右から
ゴール前へ
押し込んだが
はね返された。
そして後半08分川崎
パスがゴール前三好につながり
走り込んだ小林ゆうへパスが通り
DFをかわして
シュート!
川崎後半早々に追い付いた!<鹿島1-1川崎>
ここまではまだよかった。
後半10分川崎左を三好
押し込んでの
シュートはしかしDFに当たって枠の外へ。
ベンチ組はアップ中。
川崎バック側左CK憲剛。
ゴール前クリアされた。
後半12分川崎エウシーにょがDFをかわして押し上げ
僚太から小林ゆうへ。
シュートはしかしDFが体に当てて
ボールはラインの向こうへ。
後半13分川崎メイン側右CK憲剛。
はね返されて
再度右CK。
CK2回目。
ゴール前谷口が合わせようとしたがしかし合わせられず。
後半14分川崎コレも左車屋から
前の三好へ。
突っ込もうとする三好は腕掴まれて倒されたが
もちろん鹿島はファールにはならない。(筆者個人の感想であり、鹿島の審判への効能を確約するものではありません)
後半16分鹿島左へ
押し込まれての
シュートはしかし成龍が正面で止めた。
後半17分川崎谷口が前へ
ライン際で車屋が追い付き
折り返したが嘉人は合わせられず。
後半19分鹿島
押し込んだがエドゥアルドが対応
耐えた川崎がカウンター右へ
小林ゆうが押し上げ
押し込んでのシュートは
しかしポスト直撃!
これが入っていたら……
いやこれは、こういう「フォワードの個人技頼みで何とかしろサッカー」では駄目ということでしょう。
こういうサッカーの結果で、この監督の座に居る人を胴上げさせてはいけないということ。まぁそれは本人も望んでいませんしね。
後半21分鹿島右へ
押し込んでのシュートは、しかしゴール前で僚太がはね返した。
後半21分 鹿島2枚目の交代。赤崎out 鈴木in。
後半24分鹿島
ゴール前に放り込まれそうになるが谷口がはね返し
そのこぼれ球を
再度ゴール前に押し込まれたが
これは成龍が足ではね返した。
後半30分鹿島
左に押し上げられ
押し込まれたが
成龍が止めた。
でもこの後こぼしたと言う事になって
鹿島メイン側右CK。
鹿島のファール。
川崎は攻めるけど、個人技頼みの芸も無い押し込みでは守備堅い鹿島が守るのは簡単。
試合満載の鹿島は疲労困憊のはずで、崩しようはあったはずですけど……。
今日の入場者は3万4166人だったそうです。
ここフルハウスで4万人でしたっけ。きっと鹿島対浦和なら満員だったのでしょう、ゼロックス杯も満員ですね(棒)。
後半38分鹿島左に押し上げたが
タッピーが立ち塞がり
タッピーの勝ち。
ベンチでは後に向けての準備で慌ただしく動き始めていました。突っ立ってる人以外は。
後半40分鹿島更に左に
押し込んで来たが
なんとか
耐えた。
後半41分川崎逆襲
憲剛が押し込み
右小林ゆうのシュートは
しかしDFに防がれた。
後半42分 ここで鹿島は最後の交代。まんおout ファブリシオin。
延長を考え、すでに黄色喰らっていたまんおを下げてでも攻撃を厚くする方向に動いたか。
ここできっちり考えての交代が、きっちり結果につながったわけです。これが、川崎の監督の座に居た人にこういうことがこれができるかといえば……。できればここまで苦労はしない。
後半44分川崎嘉人が前へ
ゴール前で小林ゆうが受けたが
これを奪われて
鹿島のカウンター
遠目の位置からのシュートは
しかし成龍がキャッチ。
後半アディタイムは2分も、膠着したまま後半終了。
試合は延長戦に。
ファブリシオを入れた事から、鹿島は延長戦も早い段階からアタックしてくることはみえみえだったはずですが、川崎の監督の座に居る人は果たしてここでその対策をしたのかどうか。
というか、やってないだろ。いやできなかったのか。そういう処で対策ができる、もしくは目の前に居る選手にその対策を明確に明示して対策させる事ができる人なら、とうの昔に。でも「できないことはやらない」。
煙に巻く発言はできても、ね。
そういえば、ふと足元(メインビジター角)を見ると、来ないはずだったふろん太がそこに。
カブも連れてこい、ではなく栄冠の時の準備はしていたのでしたか。無駄でしたけど。
川崎ボールで延長前半開始。
延長前半00分鹿島ボールを奪って
カウンター。しかし
追っかけた谷口が何とか対応。
延長前半02分にも鹿島左から
押し込まれてのループシュートは成龍を超えたが
走り込んだエドゥアルドがぎりぎりでクリア。
危ないというか、予想通りと言うかの開始早々の鹿島の猛攻。
延長前半02分鹿島メイン側右CK。
ゴール前頭で合わせられたがクロスバー直撃。
ここはクリアできたが、しかしそうそう運任せの守備が続けられる訳もなく。
延長前半03分鹿島更に押し込んでファブリシオ。
失点。
延長前に想定したミッションをきっちり遂行した鹿島と、その鹿島の延長早々からの猛攻を想定していなかったのか、それとも想定できても何も対処できなかったのか。
いや「できないことはやらない」。これがすべて。まさに風間サッカーの集大成です。
延長前半04分鹿島自陣からのカウンター。
一気に左奥まで押し上げた
が、谷口がはね返した。
延長前半7分 川崎2枚目の交代。タッピーout 森谷in。
そしてこの謎采配。いや、困った時には(スタメンに入れられない)森谷を入れる、それが身内優先のいつものパターンではありますけど。でも森谷を入れるために「前に後ろに走りまわって効いていた」タッピーを下げるという不可解を通り越して不愉快な采配。ここまでの試合展開を本当に見ていての采配なのかこれは?
森谷にはその崩れたバランスを補えるほどの働きができた訳もなく、期待されたはずの攻撃の活性化もできず。
延長前半07分鹿島メイン側右CK。
またファブリシオに綺麗に合わせられたが、これもポスト頼み。
なんとかクリア。
延長前半09分川崎左から
押し込むがはね返される
ゴール前に蹴り込むが
受けた小林ゆうも
強引なシュートしか打てず
はね返される。
こうなると鹿島は堅い。ガチガチに固めてのカウンターという、常勝クラブらしからぬ弱者のサッカーに徹しきることができるそれが鹿島、だからこそ常勝。
勝つ方法ではなく勝つ事を最優先すること自体は、プロとしてはそれは正しい。川崎もかっこいいことを追求する前にまず勝ちきることが重要。勝ちきる処まではね。
延長前半14分川崎右から
エウシーにょがゴール前に送り出したが
嘉人は合わせられず。
アディタイム1分で、延長前半終了。
+*+*+
間を殆どおかず
サイドが入れ替わり。
延長前半17分川崎最後の交代。僚太out 森本in。
これで前を厚くするも、すでに時は遅し。川崎もすでに運び手は疲労困憊状態で、森本まで運んでくれる人が居ない・運べない。
延長に入ると、川崎以上に数多くの試合をこなしてきていた鹿島以上に川崎の選手も疲労が見える状態になるというろくでもない状況。風間サッカーはフィジカルトレーニングを積まない(風間本人が嫌いだから)の積み上がりが、フィジカルの欠如に陥らせたというのか。
むろんそれも個人で自主的にやれというのでしょうけど。
風間は最後は選手任せだけど、こうなると選手だけではどうしようもない。選手でどうしようもなくなると詰むのが……
鹿島ボールで、延長後半開始。
延長後半00分川崎
三好が
遠目からのシュート
しかしゴール枠を右に大きく外れた。
延長後半01分川崎左を車屋が
押し上げたが
きっちりクリアされた。
延長後半03分にも川崎これも左車屋から
きっちり防がれた。
延長後半05分鹿島ゴール前
左に振られ
ゴール前に戻されてのシュートはエドゥアルドがはね返したが、そのこぼれ球を
シュートされたがコレも枠内には行かず。あぶない。
延長後半06分鹿島右から
ペナエリア内まで押し入ってきたが
辛うじて成龍が防いだ。
すでにフリーズ中。動かない。動けない。
いやこれは、「賢すぎて」なにをやっても駄目、なすすべ無しということが分かってしまうのでしょう。だから悪あがきをしようにも打つ手が無いので動けなくなる。頭が良すぎるのも困ったものです。
延長後半08分鹿島左に
押し込まれたが
折り返しはなんとか成龍が止めた。
延長後半10分川崎
がちがち鹿島に対しなんとか押し上げ
右エウシーにょが
ゴール前に送り出したが
しかしクリアされた。
延長後半10分川崎バック側左CK憲剛。
ゴール前には成龍も上がってきました。
ゴール前に落としたが
しかしクリアされた。
延長後半11分川崎エドゥアルド経由で
ゴール前森本にボールが通ったが
しかしがっちり防がれてシュートできず。
延長後半12分鹿島バック側右CK。もちろん天下の鹿嶋様なのでこうなると
きっちり「鹿島り」ます、それこそが鹿島。
延長後半13分川崎森本が前に、しかし鹿島なのでもう守備はがちがち
守り切られてシュートできない
とにかく守り切る鹿島それが鹿島。
延長後半13分川崎バック側左CK憲剛。
ゴール前に落としたが
ファールを取られた。
アディショナルタイム1分もそのまま押しきられ、試合終了。
またしても、ここで。
鹿島2-1川崎 (JFA) (NHK)
いや文字通りの繰り言だけど、こうなることは必然だった。
整列。
これで、タイトルを取るというお題目だけ掲げてその実そのための事をやろうとしなかったこの5年間は、憲剛の貴重な5年間を無駄に費やすことで終わりました。
フロンターレの選手は最後まで頑張ったが、選手達だけではどうしようもなかった。
選手だけではどうしようもない局面になると、なにもできない。それが風間サッカー。これもまた風間サッカーの集大成。そもそも自称非常識なので、やってることが非常識に思えても仕方が無い。だから非常識を自称したのでしょうし。
選手達には申し訳ない、と残るコーチ陣が思ってくれれば。
2017年は、この5年を踏襲なんかせず「反面教師」として踏まえ、考えた試合采配を目指すでしょう。
監督以下それができる面子かどうかは分かりませんが。
このダルマは出番無いまま終わってしまいました。
なおダルマは17年には作り直すそうで、
一応準優勝の楯を貰ったそうです。
あとは式次第を見送るだけ。この記事でも略。
そして川崎の選手達はビジターゴール前に移動して
礼。
嘉人が何か言ってたようです。
まぁこれで川崎の嘉人は終わりなので、川向こうでもガンバレとだけ。
この人はもっとどうでもいい。いやどうでもよくないか。以下は試合後の記者会見より抜粋。
[公式記者会見 総評]
今日は本当に選手が最後まで勝ちたいという気持ちを出してくれた。実際にチャンスは数多く作れていたし、我々のサッカーを見せることができたんじゃないかと思います。結果だけは残念だけど、またこれで次につながると思いますし、選手たちも、今日ベンチから見ていてものすごく成長した逞しくなった姿を観ることができた。結果としては悔しいですけども、勝つ以上に喜びがある。逞しくなった選手たちは僕にとって喜びであり、誇りでもあると思った試合だったと思います。以上です。
しかし監督の座に居た御本尊自身は「勝ちたい」という気持ちは見せなかった。勝つための采配は全くできていなかった。
というか、最後まで人事に終始とは。フロンターレが今でも最も求めているのはタイトルだと言う事をまったく無視。
タイトル奪取を最後まで達成できなかったことに対しても一言の謝罪の言葉も無い。
まぁこの人がそういう人と言うことはとうの昔に分かっていたことですから、それでもなおそういう人を監督の座に据え続けていた人の問題ですけども。ほんとこのフロンターレというクラブは、タイトルタイトルと言う割に本気でタイトルを獲るための監督コーチ陣を置こうとしないのが不思議というか腹立たしいというか。
見た目カコイイサッカーをやる事が勝つ事よりも最優先するというなら、口先だけ軽々しくタイトルを獲るとか言わんで欲しい。
[公式記者会見 質疑応答]
質問:成長、喜びと仰いましたが、リーグ戦は1年間の勝点で決まりますが、こういう大会はその試合の一発勝負で決着がつきますが、優勝しきれなかった要因は。足りないものがあったのかというお考えがあればお聞かせください。
風間:これからは経験だなと思います。僕らも徐々に徐々に選手層が厚くなっていっている途中のチームですので、そういうものも含めて、若手の成長とこれから中堅の選手も増えてくるでしょうから、まだまだ完成は仕切っていないチームです。ですけども、伸びしろが非常に大きいなと思います。
風間は5年近くかけて「完成させることができなかった」それも、「伸びしろが有る」と言うくらいで、5年近く掛かってもチームと選手の全てを引き出すことができなかったと、それを平気で言えるのはある意味「素晴らしい」です。それ自体は本人にとっては全く、反省すべき事でも恥ずべき事でも無いようですけど。これが「育成に実績がある」と言う事なのか、伸びシロを引き出すことも完成させることもできないようですけど。
まぁ結局、リーグ得点王が居ても、リーグMMVPが居てもタイトルを取れない監督ですから。
フロンターレはその人を5年近く「養育」しただけ。己の求めるタイトルを捨ててまでしてもです。
とは言っても、
ここから代表監督方向へ向かうはずが「何かあって」そっちは当座その道が閉ざされたようで、それは残念。もちろん本人の口からは代表監督はやりたくないから拒否した、とかいうことにしているでしょうけどね。このお方の「できないことはやらないという」という言動は終始一貫していますから、こちらは「やらない」という言葉は全てその意味で捉えます。
名古屋は資金も潤沢でしょうから好都合でしょう。例によって「1年でJ1復帰」とかは明言しないでしょうが(実際しなかった模様)、しないで済むような契約でしょうし。
名古屋の皆様は何年かかるか分かりませんが、その間風間監督の元でパス練習をかんばってください(守備も攻撃も選手の自主性に任されますので選手次第です)。
まぁ名古屋サポも、1年で昇格できなくてもそれは選手のせいと納得してくれるのでしょうし、またそうなったら「昇格することよりも選手全体を立て直すことが優先」率先して考え直してくれるのでしょうけど。風間のやることは各自が自主的によかれと思う方向に考え直して納得することが重要なようなので。私はバカだから見える通りのことしか考える事ができませんけど。
ただ少なくとも「ここは勝たなければ成らない」という試合で勝ちに徹する采配をすることができない。それ以前に「自分達のサッカー」一辺倒で(それに懲り固まっているのか、それ以外できないのかは?)J2には多くいる、相手チームをきっちり攻略した上で力量足りない選手達を最大限以上に使うタイプの監督に対して対応できないで負けてしまう、と言う展開も多くなることでしょう。
最後まで無策、また自分のせいではなく選手のせいという言質を一貫して貫いた方、さようなら。望むならば二度と川崎と関ってくれませんように。
さて2017年。
鬼木「監督」が監督どうかは分かりませんが、ただ「ちゃんとした監督」の元でコーチ経験を積んでからの方が良かったのでは無いかということは気になります。少なくとも守備構築ができるコーチは必要でしょう。
そこで、外からどういうヘッドコーチを招聘するかで、今後のフロントの本気度も見えはします……という記事を書こうとして放置しているうちに、新コーチも発表されましたけども。
新たなコーチ陣として、米山がコーチとして復帰。いやこの人は元の名古屋ではスクールコーチだったのか。それは置くとして。
二階堂氏という方が山形から来るのが気になります。この人前所属の山形ではスカウティング担当だったのですね。はい、要は対戦時に風間川崎を完全に封じ込めた人。スカウティングは重要ですね、尤も風間川崎のような「対策しやすい」相手はJ1には他には無いでしょうけど。
あとフィジカルコーチが隣から。川崎はまずはフィジカルを改めて積み上げなおす必要が有るでしょうから、ここは単純にヨロシクお願いしたい処です。あと練習でのケガが減るように願います。まぁ、さすがに練習前のアップはきちんとやるようになるでしょうけどね。実際ここは「嫌いだからやらない」で済む話では無いので。
あ、もし17年に川崎が躍進できても、それは「風間が基礎を作ったから」では有りませんから。決してそれはない。
基礎どころか、フィジカルから構築し直しが必要なのだから。
というわけで、この試合についてはここまで。忘れてはいけない試合では有りますが、これ以上は考えたくも無いとも。
さて。混雑を避けるために、エキスポシティにてぼそぼそとごはんを食べてから
ばくはつ太郎さん(仮名)にしばしの別れを告げ
モノレールと電車を経由して、お宿に戻ったのでした。
このブログでの史上最大の記事これで終了。さすがに今後も、これ以上長い記事を書くことは無いでしょう。
※今回も普通なら2分割はしている所ですしね。
というか最近記事がぶくぶく太り気味なので、も少しスリム化するようにしたいです。集中力が欠け気味なのでしょうね。もっとまとめるようにしないと。
あとは試合まとめ記事と、カブまとめ記事を新体制発表会の前に。
試合まとめはすぐできるでしょう、カブまとめ記事はできれば木曜までに。
暗黒の時代はすぎました、わずかに灯った明かりを光明としましょう。
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