19年ルヴァンカップ決勝札幌対川崎@玉スタ#3(延長から終了まで)
後一歩という処まで来たのに、でもまだ道は続くのです。
その行きつく先は、天国か地獄か。
円陣。
川崎3枚目の交代。阿部ちゃんout 竜也in。
なお延長に突入した時点で、交代枠が4人までに広げられます。
なので川崎はもう一枚、札幌は二枚交代枠が残っています。これもまた要点だったかと。
札幌ボールで地獄の延長前半開始。
延長前半01分川崎憲剛
ゴール前に送り出したが竜也合わせられず。
しかし延長前半03分札幌チャナティップ突撃
これを谷口が対応、ぶち倒した。
主審は当初谷口に黄紙を提示したが
しかしこのジャッジにVARから物言いが付いた模様。
この試合初めて、主審が自分で映像を確認に行きました。
結果赤紙に変更。
決定的得点機会阻止と考えれば赤紙でおかしくないといわれればそうですけど、ならなぜ最初は黄紙を提示したのか、要はこの主審あかん。
これで川崎は十人に。
延長前半08分札幌はペナエリアすぐ外正面からのFK蹴るのはもちろん福森。
川崎の壁を綺麗に越えて。きっちり決められてしまった。
延長前半08分札幌勝ち越し<札幌3-2川崎>
川崎勝利寸前から絶体絶命まで急転直下のタワーオブテラー。
延長前半09分川崎4枚目の交代。僚太out マギーニョin。
最後の交代を、ここで守備の補填に使う。
しかしそれでも、川崎はあきらめない。
延長前半11分川崎左を
竜也が押し上げ
にょぼりがゴール前に送り出すも
DFにはね返された。
延長前半12分川崎メイン側左CK憲剛。
ゴール前はね返された。
アディタイム4分の延長前半15+0分川崎
ゴール前への折り返しにペナエリア内の竜也
ボールを受けようとしてDFに絡まれ倒されたが
もちろん今日の主審は札幌の致命的なファールを取る気は有りません。
竜也「なんてこった」
延長前半終了。
円陣。
絶体絶命のままですが、川崎は諦めません。
(でも実は……川崎は10人になった方が強いような気もしていたりも。いつぞやの仙台戦のように)
ここで札幌3枚目の交代。福森out 石川in。
後半終了前に脚つってましたし、福森もここで限界が来てしまったか。
ジェイだけでなく福森を下げざるを得なかった札幌は、もう限界が来ていたとも。
(チャナティップもPK戦の順番は最後の方に回されていたようですし)
川崎ボールで延長後半開始。
延長後半00分川崎にょぼりが左を一気に押し上げ
ペナエリアすぐ外で潰されるもこれでFKを獲得。
延長後半00分バック側左寄りペナエリア外からのFK憲剛。
ゴール前家長が頭で合わせるもキーパーキャッチ。
延長後半03分川崎なおも左へ
竜也が押し上げるがこれはDFに遮られ
押し出された。
延長後半03分川崎バック側左CK憲剛。
ファー側で山村が折り返したボールを
小林ゆうが押し込んだ!
延長後半03分川崎土壇場で、再び追い付いた。<札幌3-3川崎>
今年は決定機を外しまくってきた小林ゆうが、ここぞというこの時に2得点とは。
延長後半06分川崎碧から
右マギーにょがボールを受け
ペナエリア内まで突っ込むも、DFに挟まれ
ボールを奪われた。
延長後半11分札幌
押し上げようとするも川崎守備陣もきっちり張り付いて上げさせず。
延長後半11分札幌さらに右から
押し上げてのシュートも
しかし今日のゴールは、アライさんにお任せなのだ!
延長後半11分札幌最後の交代。4菅out 23中野in。
ここに至って中野登場。
延長後半12分札幌左に振って
左からのシュートは
しかしアライさんが正面でキャッチ。
そのまま札幌の最後の猛攻も凌ぎきって、延長後半終了。
決着着かず。試合は
PK戦に突入。
正直川崎の試合でPK戦に勝ったのは成龍の時しか憶えてなかったので、ここまで行かないことを望んでいたのでした。しかも札幌のキーパーは韓国代表。
しかしここまで来ると、勝負は肩書きや経歴だけでつくものでは無かった。
円陣。
コイントスに勝って、ゴールは川崎側を使用。先行も川崎が取った。なおABAB方式。
実はここで勝負あったのかもとも。
川崎一人目は小林ゆう。
成功。
川崎○
札幌ー
札幌一人目。ロペス。
成功。
川崎○
札幌○
川崎二人目は山村。
成功。
川崎○○
札幌○-
札幌二人目は武蔵。
成功。
川崎○○
札幌○○
川崎は三人目に憲剛。
成功。
川崎○○○
札幌○○-
ここに来て、煽る憲剛。(おかげで次の車屋にプレッシャーが?(笑))
札幌三人目深井。
成功。
川崎○○○
札幌○○○
そして川崎四人目は車屋。
しかしこれが浮いてしまい、クロスバー直撃!
失敗。
川崎○○○×
札幌○○○-
小林ゆう失敗した車屋に駆け寄る。
札幌四人目フェルナンデス。
これも成功。
川崎○○○×
札幌○○○○
これで札幌ついにリーチ。
川崎外すと敗退決定という往生際の五人目で登場したのは家長。
しっかり決めて土俵際踏みとどまった。
川崎○○○×○
札幌○○○○-
それも次で決められるとおしまいの場に向かうアライさん。
アライさん「みんな!おいらに力を分けてくれ!!」
札幌五人目石川。これを決めると終わり。しかし
アライさんこれを横っ跳びで弾きだした!
札幌これを決めれば勝利という処まで来て、失敗。
川崎○○○×○
札幌○○○○×
このアライさんのセーブがどれだけ凄かったかと言えば、入れ違いざまに具聖潤がアライさんとグローブ越しの握手を求めてきたくらいで。
勝ち負けを越えてでも賞賛したくなるセーブだったということか。
川崎六人目は竜也。
これもきっちり決めて
川崎○○○×○○
札幌○○○○×-
ここにきて、ついに川崎が有利な状況に。
札幌六人目進藤。
しかしすでにもうこの状況に呑まれてしまっていたのか。
それとも放っていた闘気による威圧感で、アライさんが大きく感じてしまっていたのか。
蹴ったボールはまるで吸い込まれるかのように、まるでボールを差し出したかのように、まっすぐアライさんの元へ。
アライさんはこれをきっちりキャッチして
試合終了。
PK戦を運頼みではなく、執念で力づくでもぎ取った勝利でした。いや、元より運頼みと思っては勝てないのか。
札幌3-3川崎
川崎○○○×○○
札幌○○○○××
川崎ついにJリーグカップ戦を制する。
最後は、地獄に至る道を熟知していた方が、天国に至る道を見つけ出したのです。
おめでとう。
と、記事はここで切ります。あとのセレモニーとかはまた別記事で。
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