カテゴリー「ガジェット」の記事

2012/04/06

DMC-G3を購入しました(2011年12月に)

 
 久しぶりにガジェット系ネタを。
 
最初に私のデジカメの遍歴を。
 初めて買ったのはキヤノンの"PowerShot A50" 2000年よりも前だったはず。
その後、LUMIX DMC-FZ1(甲府で大雨にやられて死亡)→LUMIX DMC-FZ2(初代の死亡を受けて急遽ヨドバシアウトレットで中古を購入)→LUMIX DMC-FZ7(引退。実家に置いてきた)→そして2009年にソニーのサイバーショット DSC-HX1を。
 
 上記通り、ここまではずっと望遠レンズ付きコンパクトデジカメを使っていました。当時はまだ「デジタル一眼」と言われるカメラは高価な部類でしたし、私自身そこまでのスペックが要るとは思ってなかったですから。
 
 とはいえこのHX1、これで十分満足だったかと言えばいろいろ不満もそこかしこに。
1)ズームが電動のため、激しい動きに追随できないことが多々。
2)連写ができない。10枚くらいは設定でできるが、やると撮影後にかなりの待ち時間ができてしまう。
3)メモリースティックの使用を強いる。マイクロSDにメモリースティックのアダプタ付けて使ったらカメラに怒られた。
4)シャッターが落ちるまでに時間がかかり、また再度シャッターが押せるようになるまで間があるのでシャッターチャンスを結構逃した。
 
 そんな処です。後はレンズが若干暗い=ナイトゲームでブレブレに、という難点も有りますけどこれは腕の問題でも有るでしょうから。
 
※あとソニーの写真管理方法が9999枚でループする(一万枚毎に同じファイル名になる)という問題点も有りました。ただこれは、管理時にexifデータを使って撮影日付時間付きの名前にリネームするという方法で対処するようにしました。この管理方法自体は自分自身にも判りやすいですから、今でも他のカメラで写した写真についても同じ処理を通して整理しています。
 
 
 そして2011年12月11日です。
 
DSD09071
 
 なぜか関西の旅行中、大阪駅の変貌にうっかり降りてしまったのが運の尽き。
 
DSD09080
 
 なぜか梅田のヨドバシカメラにて買ってしまいました、デジカメを。
 
DSD09081
 
 買ったのはパナソニックのDMC-G3。所謂ミラーレスのレンズ交換式カメラです。今回はダブルズームキットで購入しました。まぁ実のところはこの以前から、カメラの買い直しについてもつらつら考えてはいたのですけどね。なぜか大阪で購入に勢いが付いてしまいました、何故かは不明。
 
DSD09082
 
 合わせて8GのSDカードと、レンズプロテクターを一枚。
 これで込み込みで7万円ほど(-ポイント分)ですから、まぁなんとか無理をしないで済む範囲でした。というか定価では10万越えているのに、発売から半年くらいでここまで値段が下がっているというのも何かひどい。
 なおついたポイントで充電池の予備を買うつもりでしたが、梅田には在庫が無かったのでここでは購入できず。
(12/18に川崎ヨドバシに買いに行ったらこちらも在庫なしとのこと。ううむ。結局この場で在庫があるところを確認してもらい、比較的近場(上大井)だったのでそこまで移動しての購入となりました、はい)
→結局追加で汎用ソフトケース、レンズプロテクターを追加。それとレンズキャップ紛失防止ワイヤーを2本(フタに接着)なと、こまごまとしたものを購入したです。
 
話を大阪に戻して。
 
DSD09074
 
 梅田のヨドバシで買った後、神戸のモザイクでちまちまセットアップして、最初の写真を取りました。
 
Q1000001
 
 これが記念の1枚目。
 
 以下はここまで使ってみての感想です。
 
1)ズームは手動になりましたので、必要に応じて即座に変えることができるようになりました。慣れてないから当初は「どっちに回せばいいのか」判らなくなることもありましたけど、そのうちに慣れました。
2)通常でもシャッターが落ちてから復帰するまでの時間が短縮されていて、通常でも必要な連写ができそうです。
3)パナソニックなので、SDカードで安心です。
 
 さらに良くなった点
a)画質が良くなったような? まぁ一枚当たりの容量も倍増していますけど。
b)ブレが減ったような。レンズの口径が大きくなった分明るくなったようです。またオートフォーカスが早くなったことも関係していそう。
c)ビューファインダーも鮮明になった。これは単純にVF内部の液晶が大きくなっているだけですけど。

 対して、良くない点。
x)重くなった。元より重くなることを嫌ってコンパクトデジカメにしていた処もあります。重く大きくなると、取り回しにくくなりますし。DMC-G3は、それでもレンズ交換型では軽い方とは思いますけど。
y)電池の保ちが悪くなった。一試合を電池一個で取り切れなくなりました。
予備バッテリー必須です。
 
dsc01040
 
 というわけで、予備として純正バッテリを1個、非純正バッテリを1個購入しました。これで2試合の時でも大丈夫でしょう。
 →と思ったら、充電池自体が慣れて来たのか、今では千枚近く撮影しても電池交換なしで済むようになってきました。まぁ後半心許なくなったら充電池を交換するようにしていますけど。
 
dsc01039
 
z)望遠レンズを取り付けているのですが40mm相当~200mm相当で、広角撮影ができない。もちろんレンズを交換すれば良いのですけど、正直レンズ交換は特に外では極力避けたいです。
 また、HX1の有る意味「飛び道具」だった「パノラマ撮影」機能も無いです。
 →この項目を解決する方法を模索したのですが、結局簡単な解決策で。
「広角用のサブカメラを用意する」。もちろんパノラマ撮影もこちらということで、
 
p1060252
 
 というわけで、SONYのコンパクトデジカメ(WX7)も追加で購入することにしました。尤も、これもSDメモリー込みで1万5000円くらいでした。こっちも本体価格は定価の半分近い。
 広角と言っても25mmですが、撮影時にはこれを併用することでワイドな写真も賄うことができますし、「パノラマ」もこれまで通りに撮影できます。
 

 
 これはWX7で撮った「パノラマ」写真。(2011/12/31 高校サッカーの際)。
 過去に上げているパノラマ写真と比べても遜色ない写真になってるとは思います、このブログではね。
 
 またWX7は手のひらに収まるサイズですから、「気ままなスナップ写真」も撮りやすくなりました。
 先に書いた、DMC-G3に変えてから失った「取り回しのしやすさ」も、WX7で補っている感じです。。
(そしてG3の電池か切れたときの緊急用としても。実際湘南戦ではまたG3の予備バッテリを用意していませんでしたから助かりました)
 
 
 書いた通りでDMC-G3(とWX7)は、去年末の天皇杯湘南戦から撮影に使用しています。
 
DSD00002
 
 これがWX7での2枚目(1枚目は何を撮ったのか、保存してませんでした)
 
Q1000003
 
 そしてこちらがDMC-G3での3枚目です。
 この試合以降の写真は、基本的にDMC-G3とWX7を使い回しながら撮っています。
 まぁこのブログに上げるくらいに縮小してしまうと、カメラの差もそうは判らないような気もしますけどね(^ ^;)
 
 
ちなみにDMC-G3のダブルズ-ムキット、5万6千円弱まで下がっているのですね。私買ってからまた4ヶ月しか経っていないのに……
Cybershot WX7は、ホワイトは1万5千円弱と、そんなに安くなってないけど。
ピンクは1万3千円弱か)※共に2012/04/05現在、amazonにて。
 
 
おまけ。
 
Q1000002
 
 DMC-G3で撮った2枚目の写真。朝ホテルで撮ったみたい(^ ^;)

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2011/02/07

GALAXY Tab買いました。

1)導入編(または私は如何にして心配するのを止めてGalaxy Tabを購入するようになったか)

 年越し前から、小杉駅前のドコモショップを覗くと掲示されていた「GALAXY Tab 0円」。
 気になっていはいたもののあまりの「うさんくささ」に手を出せないまま年を越えました。年を越えても未だ掲示は続いていましたけど。
 
 それでも成人の日以後、何のはずみかで詳細を調べてみると、だいたいの仕掛けは判りました。
 これはモバイルWi-Fiルーター(HW-01C)との抱き合わせ販売で、まずこのモバイルWi-Fiを購入・契約します。これにより発生したインセンティブ(販売奨励金)を使って即座に機種変更を行い、インセンシブをそのまま"GALAXY Tab"の代金に当ててしまうのです。"GALAXY Tab"も機種購入サポート(という名の2年縛り)に加え販売促進キャンペーンを行っているため、モバイルWi-Fiルーターでのインセンシブの範囲で金額が納まってしまいます。
 回線は一本、それも2年縛りが有りますが、まぁそれでもトータルでなんとか納得できる金額に納まりそう……と思い至って、小杉のドコモに行ったのは1月20日を過ぎてから。
 その時にはすでに小杉のドコモショップではキャンペーンが終わっていました、ちゃんちゃん。
 
 とは言っても一度買う気になってしまいましたから、心情的に収まりも付きません。それでさらに調べてみますと、1月21日の時点で、荻窪のドコモショップで同様のキャンペーンが行われている事が判り(他何カ所かでも行われて居るようでしたが、一番行きやすそうなココにしました)
 結果、土曜日22日の午前中から荻窪に行くこととなったのです。
 
2)購入編
 
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21日は朝から。
 小杉駅から横須賀線を通り新宿経由で荻窪へ。現地ではキャンペーン自体も実際に行われており(1月末までとの事でした)、聞いてみた処での販売条件も納得できましたので、その場で手続きを行いました。(受け付けから待ち時間と手続き込みで、1時間ほどで終了しました)
 
 契約はまずモバイル WiFi(HW-01C)を定額データスタンダード割で契約。これは2年縛りが有ります。さらにその場で"GALAXY Tab"へ機種変更ということで、そちらの手続きも引き続き。こちらには「端末購入サポート」での割引も加味されているため、"GALAXY Tab"からの機種変更に対しては2年間の縛りが発生します。→2013年2月に解約します。
 
 とはいっても私の使い方でも"GALAXY Tab"はWiFi運用ですから、wifiで使う限りに於いては定額データの使用料はミニマムの1000円に抑えることができます。他にモペラの加入もその場では必要でしたがこれについては期間縛りは示唆されていませんでした。またこの時は、他のオプションも強制は有りませんでした。
(お店やキャンペーンによっては条件が変わりますので御注意を)
 e-Billing、つまり月額請求書の郵送を止める事での100円割引は設定しました。e-Billingを設定するとweb上で契約の変更も行えます。(ので、もぺらもこれを使って数日中に解除しました)
 ケータイ補償お届けサービスはつけましたので、月1400円ほど、2年で3万円くらいというところでしょうか。24回払いの月賦で買ったと思うことにでもしますです。
 
3)起動編
 
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DSC01856
 
ドコモの紙袋に入っていたのは、
 "GALAXY Tab"本体、"GALAXY Tab"スタートアップガイド本、"HW-01C"本体、FOMAカード、"Happy Tab"キャンペーンの特典としてついてきたケース(2種類から選べました)。そしてティッシュ。
 
DSC01860
 
DSC01861
 
 "GALAXY Tab"の箱の中には、本体と電源ケーブル、ヘッドフォンと1GのmicroSDカードが入っていました。バッテリーは内蔵で交換不可。電源ケーブルはUSBでACアダプタと接続しますが、USBをそのまま他の器材に接続しても(電圧足りないのか)高速充電できません。(→別途変換アダプタを噛ませました)
 
DSC01857
 
 本体には早速("Galaxy Tab"販売促進の)おまけのシリコンケースを装着しました。店によってはもらえなかったりしたようですが、ここでは二種類から自由にお選びください状態でした。(スクリーン保護シートも付いていました)ただ、本体つるつるなのでシリコンケースをつけるのはいいのですけど、あっという間に埃をまとって汚くなってしまいました。
 
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 "HW-01C"の箱の中は、本体と電源ケーブル、バッテリ。マニュアルはwebからダウンロードしろとのこと。デフォルトでmoperaの設定となっていましたので、普段使っているB-mobileに設定を修正しました。→すると外連無く接続成功。("B-mobile SIM U300"については必要なら過去の記事も参照してくださいな)
 こちらは特に感想はないのですが、何よりも要点は「暖かい」でしょうか(^ ^;)
 こちらも電源コードはUSB経由でアダプタにつながっていますが、こちらは特別な回路も必要無しに充電できます。
 
4)使用編
 
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 この項では使ってみての感想などを。
 
 まず第一に、Androidという物自体触るのは初めてでしたので、新鮮でした。要するに慣れるまで使い方がよく分からない所が少なからず。まぁ基本的に触っていれば何となく判るくらいの感じでは有りますけど、試行錯誤中ではあります。
 ソフトウエアキーボードは(当たり前だが)クリック感が無いのと、指で押さないとだめなので押しにくいです(→対応スタイラスを買う)。
 IMEは三星の純正も、試供品が流れているATOKもなじめず、結局今はOpenWnnにしています。
 
 バッテリが予想を越えて保つことには驚きました。手持ちのネットブックが大小バッテリ2本を駆使しても4時間ぐらいしか使えないのに、この"Galaxy Tab"は間断的に4時間使ってもまだバッテリは半分も消費されていませんでした。
 それなりにちまちま集中して使った処では、およそ1時間で10%消費されました。通常バッテリも100%ギリギリまでは使えないから90%までとしても、9時間は使えると言うことになります。
 
 これはつまり、はかた号に乗車すると14時間バスの中で、そのうち半分寝ていたとしても7時間ある訳ですが、その起きている時間中フルに使ってもまだバッテリは残っていると言うことになります。
 前にはかた号に乗ったとき、単三型携帯充電池と単三電池を大量に持ち込んで、車中ずっと携帯弄った事がありましたけど、"Galaxy Tab"ならそれだけで電池交換の必要も無く(そもそも交換できない)保ちます。→こうなるともwifiルーターのほうが先に電池切れになる可能性すら有ります、という事で今ではwifiルータの大容量バッテリを気にし始めています。
 
5)ソフトウエア編
 
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 デフォルトのメーラもブラウザも如何しようもありませんが、その辺は自由に新たなソフトを導入
できますので、今はいろいろな(無料)ソフトをいろいろ試しています。
 で、いろいろソフトを試しているうちに、現時点では上記画面のような状態になっています。
 
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 他にも、上記のようなソフトが入っています。
 導入したソフトのうち主な物を以下に並べてみます。
 
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★ K-9 Mail
 デフォルトのメーラがどうしようもなかったので導入しました。マルチアカウントにも対応しています。
※k9mail(日本語版)という物も有るが、現在は日本語対応も取り込まれているのでオリジナルの k9mail を利用。(k9mail(日本語版)はすでに更新停止している)
※アカウント設定の際にはメアドのドメインからサーバを自動設定してくれますが、yahooメールのアドレスを設定する際、初期設定では pop/smtp共に正しくないサーバ名を自動設定するみたいです。うまく接続できないときは、手動設定で設定を確認しましょう。
 
 
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★ Opera Mini
 元より私はオペラ使いなので。とは言っても、ページの表示倍率を調整できないのは難点です。
ただ、フロンターレ公式サイトの表示も問題無さそうですし
 
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 モバイルフロンターレも表示されます。(スマホ版モバフロは登録していないので、本当に使えるかどうかは未確認です)
 
 
★ Airplane Mode Wi-Fi Tool
 "Galaxy Tab"には航空モードというのがあってこれを設定すると電波発信関係が全部止まりますが、このソフトを使うことにより、「無線LANだけ」を解放する設定にできます。
 携帯3Gの電波を探索しないだけでも、電池の保ちが良くなるという話です。
 
 
device005
 
★ en2ch
 某掲示板ブラウザ。幾つか試してみましたが、これが私的には一番使い易かったです。
タッチしにかったので、フォントサイズを全体的に大きくしました。
 
 
device012
 
★ OpenWnn
 日本語IME “ATOK”も試しては見ましたけど、こっちのほうが使い易かったです。辞書は鍛える必要が有りそう。
 
 
device002
 
★ JuicePlotter 
 バッテリの推移を記録/表示します。見た目面白いです。
ただこのソフトのアイコンに表示される使用可能時間は「35時間」とか突拍子もありませんので、

Battery Indicator
 これで残り%を画面上のバーに表示させています。
 
 
device008
 
★ mixi
 twitter的部分しか対応して無くて、肝心のコミュニティ部分などはブラウザ頼み。ブラウザ頼みにするならいっそ携帯向けページに振ってくれた方が使い易いのに。まぁ現在は暫定版で、今後改版はあるでしょうけど
 
 
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★ twitter
 こちらも導入はしていますけど、ついった自体普段余り使わないから(^ ^;) たまに発言するくらいです。
 
 
device003
 
 
★ 電卓
 これどこから落としてきたか忘れました(^ ^;)ぼたん大きくて使い易いです。
 
 
★ ネスゴサーヌ
 
 予め行き先を登録しておくと、そこに近づいた時点でアラームを鳴らして起こしてくれます。
まだテストで一回しか使っていませんけど、けっこう正確に近づいたところで起こしてくれたので、使えそうです。

  
device006
  
★ radiko
 インターネットにサイマル発信されているFM/AMラジオを受信してくれるソフト。現時点では関東/関西の一部の局だけで、加えて権利云々の問題もあって、「その地区の放送しか聞くことはできない」という状態です。加えて、b-mobile SIM u300 では受信できませんでした。
(他のインターネットラジオのソフトも同様)ストリーム系は制限していると言う奴でしょうか。
 
 
★ S2 カレンダーウィジェット2
 画面にカレンダを表示しています。
 
 
★ No Lock
 Galaxy Tabは「画面ロック」機能があり、パスワードを設定しなくてもロック状態になってうざいです。
ロックしない設定にできます。
 
 
★ モバイルGoogleマップ
 まぁデフォルトですから入れてます。
 
 
★ 乗換案内
 
 外で使うのでこういうのも入れておかないと。
 
6)周辺機器編
 
 本体とそれに付いてきた器材以外にも、細かくなにか買ってしまいました。

・16GmicroSDHCカード
 取り敢えずこのくらい在ればいいでしょう。
・純正USBケーブル+充電用USB変換器
 机上とベッドサイドそれぞれに電源を確保するため。
・スタイラス
 これは安物だったので、余り使い物はなりませんでしたけども。
 
7)まとめ編
 
 使いたい時に取り出してすぐ使用できる、バッテリも結構保つということで、古のWindowsCE機を使っていた頃の感覚を思い出したです。
 ソフトキーボードでのキー入力にはなかなか慣れませんが、メールの作成くらいなら、携帯のテンキー入力よりはやりやすいような気はします。
 主に使う場所は、通勤の行き帰りや旅行中などの移動中、またスタジアムでの待ち時間などでしょうか。
できればこのようなココログの記事作成もこれだけで作成できるようになればいいのですけど、そのためにはまだ色々と研究が必要そうです。
 
 取り敢えずこの項目はここまで。
 

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2010/08/12

「光ポータブル」入れました

(2010/08/13追記)記事を見直して若干整理しました。
 
  
1)前段階

 まず最初に。家で使っていた無線LANアクセスポイントが気がつくと購入して早数年、今となると遅いな……と思ってしまった処から始まります。屋内回線をADSLからフレッツ光に替えて以降は大元がけっこう早くなったこと(局からの距離もあってADSLは下り3Mが精々だったのに、光になると下り40Mが普通に表示されるようになりました)またデスクトップPCが壊れて(比較すれば多少は)性能の良い物に交換したこともあり、それまでは気にしてなかった無線LANの速度が気になり始めたと言うことで。
 で、買い換えの候補を考えて「光ポータブル」に思い至りました。
光ポータブル」は、フレッツ光契約者の場合月額315円でレンタルできます。しかも期間の縛りはありません。
 OEM元の"BUFFALO ポータブルWiFiルーター Portable Wi-Fi DWR-PG が3万円であることを考えると、縛り無しでレンタル月額315円は格安でしょう。というわけで申し込んだのは6月末。ちなみにいわゆるSIMロック版を申し込みました。申し込みの時点で、発送予定は7月中旬以降との表示。
 ちなみについででフレッツスポットの申し込みも。こちらも月額210円(NTT東日本)と、合わせても500円強の追加です。
 
 
2)本体到着までに一悶着
 
 7月16日にNTTから発送日調整の電話が有りました。この時点で一週間後に発送という話でしたので、7月24日土曜日を指定。しかし宅配業者が佐川という処までは確認したのですが時間指定はしませんでした、これが大間違い。
 当日になって荷物の到着時間が判らない事に気がついたのですが、でも荷物番号も判らない。佐川急便の地域のセンタに電話で聞いてみたのですが、荷物番号が判らないと探せないとのこと。
 それでNTTに電話してみると「配送部門が土日休みのため調べようがありません」はぁそうですか。
 結局土曜は一日待って、夕方19時に到着。やれやれ。
※電話で問い合わせた後にも途中経過の連絡をしてきてくれましたから、佐川急便の対応自体には不満はありません。
 
 
3)本体の様子
 
DSC00890
 
 箱の中に納められていたのは、本体と電池、クレイドル、USBのケーブル、LANケーブル。そしてマニュアルの冊子と補足や訂正の紙が一杯。電池は消耗品で、交換の場合には4000円くらい払う必要が有るらしい。(尤も解約にペナルティが無いのですから……)レンタル終了の際にはどこまで返せばいいのやら。
 
DSC00894
 
 本体自体は携帯電話よりも一回り大きいくらいの箱なので、持ち運ぶにしても特に難儀は有りません。
 添付されていたUSBケーブルが二股で、充電の際には二股両方をUSBポートに接続する必要が有るというのがなんとも面倒ですけども。
 
 裏ぶたを開けると充電池の隣にSIMスロットが有ります。その下の白いポイントは「リセットスイッチ」で、設定が安定するまで何度も押すハメに。
 
 
4)屋内LANアクセスポイントとしての設定
 
 まずは屋内で接続するための設定を始めました、しかしこれが一苦労。簡単に言えば添付の取り扱い説明書が判らない。というのも説明書ではAOSSなる自動設定が基本になっているのですが、しかしこの自動設定だといろいろ勝手に設定してしまうようで、自動設定できない相手との接続が訳判らなくなりました。(無線LANの暗号化でうまく噛み合わない模様)それで手作業で細かく設定しようとしたのですが、そうなるとその辺の説明がほとんど無い。
 
また機器自体の説明もどう見ても不足していて、例えばクレイドルには「LAN/INTERNET」の切り替えスイッチがあるのですが、このスイッチの意味はどこにも書かれていません。取り敢えず「INTERNET」の方で接続。
 
 結局右往左往というか、装置のリセットを何度か繰り返すことになりましたが。4日後の28日にようやく、家で無線LANにぶら下がっていたネットブック、ベッドサイド用のVAIO-U、そしてPSPが光ポータブル経由で問題なくネットにつながるようになりました。
 最後に光ポータブルにパスワード設定を行い、ぶら下がる機器のMAC制限を掛けて、これで屋内使用分の設定はひとまず終了。
 
DSC00891
 
 プロトコルが変わった事(11b→11g)もあり、今まで回線速度11M、実質転送速度はネットブックで4M、Vaio-Uは2Mぐらいだったのが、回線速度54Mで、転送速度もネットブックで20M、Vaio-Uも倍増と早くなりました。これでまず当初の目的は達せられました。
 
 
5)B-mobileの設定
 
DSC00892
 
 こうなると、折角ですから3Gでの接続も行いたくなりました。モバイル通信用としては、今年初めにWiMAXのUSBモデムを購入してはいます。しかしWiMAXも電波強いときなど早いときは本当に早いのですけど、バスの中など移動中はかなり厳しいですし、都市部でないと電波自体届いていない場所が多かったです。(まぁWiMAXのモデム自体は今後も保険で持っておきますけど)
 
 というわけでテストも含めて、"B-mobile SIM U300"を1カ月分で購入しました。速度が最大300Kbit/Secまでに制限されているとは言え、月額3000円以下で安いので。何より「縛り」が無いのがよろしいです。
 SIMカードはB-mobileの公式サイトから7月28日に申し込んで、その日の内に発送され、29日には到着しました。
 
DSC00893
 
ちなみに"B-mobile"はドコモのMVNO(回線リセール)でSIM自体もドコモのそれ「そのまんま」、なので光ポータブルのSIMロック版でも問題なく使用できました(少なくとも現時点では)。
 
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 光ポータブルの設定画面から、"B-mobile"のパッケージに書かれていたとおりに設定。
 いちお30日間有効で、今回は8月いっぱい使う積もりでしたから、8月1日になってからアクティベーションしました。といっても、「開通手続きフリーダイヤル」に電話して、SIMに登録されている電話番号を入力するだけです。
 
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 ここでは特に問題なく。まもなく"WIRELESS"ランプが青に点灯されました。
 
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 通信速度は確かに300Kbpsくらいが表示されました。あちこちで3Gで接続する度に速度を確認しましたけど、「ベストエフォート」と言う割におおむね300Kbps前後で接続できていました。
 これは300Kbpsが「論理的な最大回線速度」ではなく「最大速度はもっと上だが回線側で300Kbpsまでに制限している」ということだからでしょう。高速バスの中を含めて、電波を捕らえられなかった場所はほとんど無かったように思います。
 昔は私も@FreeDで、64Kbpsの速度でweb巡回などしていましたので、速度が遅い事自体は判ってたつもりでしたけど、しかし今はweb頁自体が大半「もっと早い回線を前提にして」いるところが少なからずとなっているからか、今は300Kbpsでは「web頁をストレス無く見ることができる」ということろまでは行かなかったです、意識して「待つ」必要が有ります。("Opera Turbo"の出番か)もちろんストリーミングなんかもってのほかでしょう。ただメールはもちろん、FTPも接続できましたので、取り敢えず夜行バスなどでヒマを持て余している時間を潰すには問題無さそうです。後は電源さえ確保できれば。
 
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 ちなみにネットブック本体自体は3Gでの接続でも「無線LAN」で接続しているつもりになっていました。
(3Gの電波を光ポータブルが補足して、無線LANで子機とやりとりをする感じ)
 光ポータブルは電源を入れると、勝手に接続を行います(3G、無線LAN共に自動接続ができますし、両方接続可能な場合は無線LAN優先にする指定もできます)、この辺での使い勝手もそれ程悪く無さそうです。(光ポータブルは一定時間パケットが流れないとスリープするみたい)
 つまり無駄なパケットや接続時間が発生しそうですね、3Gは定額ではなく従量制の設定だとえらいことになりそうです。
 
処で、
 "B-mobile SIM U300"1カ月版は公式サイト経由でしか買えませんが、半年版はamazonなどでも買えます。
 
日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS
B日本通信 bモバイルSIM U300 6ヶ月(185日)使い放題パッケージ BM-U300-6MS
※この記事を書いている時点(2010/08/12)での値段は13,409円です。
 
 公式サイトより自動更新の設定をすることもできますが、公式サイトで更新すると上記よりも高いので、amazonほかでその都度買った方が良さそうに思います。
 ちなみに公式でもそうですがamazonでも1年(365日)版は¥27088と、なぜか半年版x2(¥26818)より高いです。加えて、日数も185日x2=370日と、なぜか半年版のほうが多少多いです。(1日当たりに換算すると、半年版は72.5円/日、1年版は74.2円/日)
→(08/18追記)現在は1年版は期間が375日に改訂されていました。これだと1年版は72.3円なので半年版よりも安くなりますね。↓の理由でそれでも半年版の方がお勧めとはお思いますけども。

 もう一つ、こういうのは早い周期で料金改定される可能性がありますし、システム自体も変わる可能性があります。"B-mobileSIM u300"には縛りや違約金はありませんが、払い戻しなども有りませんから。
別の会社への乗り換えも含め、世界の変動に対応しやすくするためにも、SIM購入は半年周期の更新のほうが良いのではないかと。
 
 尤も私が外で使う機会はアウェイ遠征するときくらいですし、8月は金鳥(大阪長居)の後にも大白鳥(新潟)日本平(清水)と遠距離アウェイが重なりますけど、これを越えるとその機会もしばらく有りませんから、急いで買う必要も無いのですけど。特に後半戦は、神戸と西京極はすでに行かないつもりになっていますから、後は最終戦の仙台ユアスタくらいになってしまいます。(ナビスコは平日なので、カシマに勝っても仙台or磐田には行けなそう)なので当座は「使うときが来たら再購入」という展開になりそうです。恐らくは12月前に、半年分を買うことになるでしょう。
 
 
6)フレッツスポットの設定
 
 最後にフレッツスポットのテストです。いちお今回は同時申し込みで、設定情報などは別途月曜日に郵送で到着。書いて有る通りの設定はしましたけど、つながるかどうかのテストは「フレッツスポットのあるところ」まで行かないとできませんですから。
 
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 光ポータブルの設定の指示に従って、用意されているテンプレートに添って。設定はテンプレートを使えば、プロバイダ(私は@nifty)のID、パスワードと、NTTから通知されたFLETS SPOTの接続用IDパスワードを入力するだけです。テンプレートはNTT東日本、NTT西日本、JR東海(新幹線)の三つが用意されていますが、後述しますがこれらは一つ作っておけば(ローミング設定により)共有できるようです。
 
D1000937
 
 で。会社帰りに京急の最寄り駅に行きテストしてみました。いちお「FLETS SPOT」の表示を確かめて。
でもつながらない。
 というか、ネットブックのワイヤレス表示でも"FLETS"の表示がされない。実は電波来ていない??
 しばらく頑張ったのですが、諦めて川崎へ移動。地下街アゼリアのモスバーガーに。
 
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ここでは"FLETS"の電波が来ていることを確認してから接続実験。事前に入力している設定では接続できませんでしたけど、光ポータブルの持っているテンプレートに沿って再設定を行いましたら、
 
D1000935
 
 まもなく光ポータブルの"WIRELESS"ランプが緑に点灯しました。
 
P0000002
 
901494856
 
 速度も下り4Mくらいと、ほどほどでした。これは場所とその時の状況に依るでしょうね。
 
 8月8日に大阪に行った際、早朝梅田に到着してから動き出すまでネットカフェに潜伏したのですが、ここはフレッツスポットの接続ができました。というか、上記に書いているフレッツの設定は「NTT東日本」のテンプレを使ったのですが「NTT西日本」である大阪でもそのまま接続できました。
※ただこの無線LANはネカフェ自体が設置した物ではなかったのか電波が弱く、3G接続より少しましという程度の接続速度でした。
 
 
7)テスト
 
 という訳で設定も終了。
 テストその1として、この記事は3G接続(B-mobile)で、FTPによるファイルアップロードと記事の書き込みを実験しました。まぁただでさえ写真が多すぎると言われているこのブログですからアップロードするだけでも時間はたっぷりかかりましたけど、まぁなんとか記事作成完了までうまくいったです。
※事前の情報ではFTPが利用できないという話もありましたから、この点だけは心配していましたけど取り敢えず安心しました。
 
 処でこの辺で、屋内LANでの接続時にファイル共有ができなくなっていることが判明しました。これも試行錯誤が重なりましたけどその辺は略。結局デスクトップPC側のファイアウォール(カスペルスキー)の設定を変更することにより、なんとか参照できるようになりました。
 ※恐いのでネットブック側のファイアウォールはいじっていません。
 
 さて。いよいよこの環境を外で確認する機会が来ました。8月8日の桜大阪戦に向けて、夜行バスで往復です。
 
DSC01661
 
906516650
 
 ちなみに行きのバス中でも接続は確認できました。
 
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 そしてこちらの記事も、長居公園で開場待ちの合間で作成しアップロードしました。まぁ写真もこの枚数ならそれ程待ち時間のストレスもなかったです。これが試合の記事になるとどうなるやらら。
 実は大阪からの帰り高速バス内でもなんかやろうとは思ったのですけど、バス移動中でもおおむね接続できることが判っただけで、力尽きて寝てしまいましたけども。
 
 次のテストというか、これはもう本番ですけど。8月21日の新潟行きの際にどこまで活用できるか。尤もこちらもう要点は、「どこで電源を確保するか」に尽きるような感じです。
※今回の大阪往復では、大阪到着時にネカフェで充電しています。
 
 今回はここまで。
 

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