と言うわけで。@ニフティ デイリーポータルZでの私の初の「コネタ」記事が無事掲載となりましたです。
「川崎にはふろん太が居る」(@nifty デイリーポータルZ コネタ)※タイトルはダミーを入れてます。
http://portal.nifty.com/koneta06/02/22/02/
コネタ道場黒帯までの話は略。
この辺から以前の記事を参照してください。
さて黒帯を戴いた後、2005年12月初旬〜中旬くらい。道場主から記事執筆の話をメールで振られました。こちらからはその時に書けるネタとして、思い付いた6案を返信。ネタ的には色々(残りも今後復活の可能性がありますので詳細はここでは書きません)。その案を道場主と林氏が選択した結果……結果としては、如何にも自分らしいネタが選ばれたとは自分でも思います。
とはいえど、この案についてはこの時点では自分でもネタがまとまっていない状態でした、この辺がこの後苦労する元になったのだとは思いますけれども。
最初の記事執筆は12月下旬から正月休みに掛けて。今まで取り貯めていた写真から使えそうな物を選りだし、またお正月休み中には等々力競技場や駅など幾つかの場所で追加撮影を行いました。
そして記事を「えいや」っとまとめて、最初の原稿を送ったのが1月8日。
この時は写真枚数が37枚という無体なボリウム。結果はリテイク。後で未使用写真を並べますのでそれを眺めて頂ければ判るとは思いますが 要は「要点が絞り切れていない」ということで。『いっそ「要点」外は削りましょう』という要望が戻って来ました。
自分で見てもその意見は当然と思いましたので、ばっさりナタを振るう事に。焦点をタイトル通り「ふろん太」に絞りそれ以外はできる限り削る事により、写真枚数を20枚程度まで抑えこみました。 でもそれでも済まなかったり(X X;)
この後にも記事を絞り込み、逆にそれ以前の川崎やその周辺状況についての説明を「地図で入れる」など、少しでも判りやすい記事になるように修整を押し進めています。 何と言っても、自分にとっては「あたり前」の事が必ずしも一般的に当たり前とは限らない(特にフロンターレについては全国的には知られていない)処で苦労しましたです。
最終的にOKが出たのは2月になってから。そしてようやく掲載となりました。
いやまぁお手数おかけしました。>道場主、林編集長
では以下に、リテイクの過程で振り落とされた写真を並べます。詳細をぐだぐだ書くよりも、この方が記事作成過程での難儀が判りやすいと思いますから。
小杉のケンタのサンダース大将。“ネタをふろん太に絞る”為にさくっと削除。
JR川崎駅。枚数を減らすために間接的な写真は可能な限り削除。以降もしばらく同じ。
電車の吊り広告ふたつ、ピーカブーと京急のチケット発売告知も削除。
小杉駅前周辺の風景、も削除。
オフィシャルショップ「アズーロネロ」。正月休みだったのでシャッター閉じてました。そのため風景的に寂しいので没、これも削除。
当初の「下げ」に使っていた中華料理店の看板。やはり削除。
中原駅近くの中華料理店にて。川崎はフロンターレを中心に動き始めています
という気の利いた(?)〆の言葉を用意していたのですけどね。
東急下丸子駅周辺風景も、ふろん太居ない分はもちろん削除。
小杉駅の柱広告。これらも削除……ではなく、複数撮影した写真の中から一つだけを使いました。
等々力競技場の写真、中の売店の写真。これらも複数枚の写真から選択。
競技場前のタイルも複数枚写した写真から。
バスの写真も当初はこちらでしたが、後で見かけた別のバスの写真の方がよいと思いましたから差し替え。
これは鷺沼での初売りの様子と、フットサル場フロンタウンさぎぬまの工事中写真。初売りにはふろん太が来るはずで、掲載版の〆の写真も当初はここで撮ったふろん太を使うつもりでした。でも天候の都合かふろん太は来なかった。また、フロンタウンについては「近い未来の話」として一項目裂く予定でしたが、でもこれも「ネタをふろん太に集約させるため」という理由で項目毎ごっそり削除。使った写真が等々力競技場周辺のものばかりなので、そういうバランスでも北部ネタを差し込みたかったのですが……。
処で映画の「完全版」と謳われる長尺版。つまりは編集段階で切り落とされた「余剰部分」を無理矢理復活させたバージョンは、その理由故に私は好きでは有りません。見せなくて良いと一度は判断された言わば「余白」を見せられても。なので自分としても編集段階で切り落とされた部分を見せるのは本意ではありません、ただこの場では記録のためと言う事と、編集の必然性と言う事を示すために、敢えてこの部分を復刻してみます。以下の通り。
浸透が進むフロンターレ(と、ふろん太)
最後はふろん太から離れて、川崎の少し未来を書きます。場所は川崎北部の鷺沼(地図)です。
施設の老朽化により廃止された「鷺沼プール」の跡地の再開発として駅寄りの一部がフットサルコートとして整備されることになり、その運営管理を川崎フロンターレが行うこととなりました。
オープン後はここを中心として、川崎北部でもフロンターレの名が更に浸透することは間違いないでしょう。
とはいえ実際には、等々力競技場よりも『味の素スタジアム』が近く、また『緑のクラブ』の練習場も在るこの川崎市北部付近では、フロンターレの知名度はまだ低いです
もちろん北部だけでなく全体的に街への浸透具合という事で考えても、例えば6万人を集める浦和の赤いクラブや、常時4万人を集める新潟のオレンジのクラブと、2万5千人収容の等々力競技場を常時満員にできる訳ではないフロンターレとを比較して考えてみるならば、川崎にはまだ浸透する余地が大きく残っているだろうとは思います。川崎市の人口は約133万人です。フロンターレを知らない人も、等々力競技場に来たことも無い人も何十万単位で居るでしょうから。
それでも。
試合の日にレプリカユニを着ての等々力までの道。サッカーになんか興味なさそうな知らないおじさんから「今日はがんばれ!」と声を掛けられ、帰り道には「今日の試合の結果は?」と尋ねられることも珍しく無くなりました。それはJ2でぶっちぎり優勝した2004年くらいからで、それ以前にはまず無かったことです。また等々力競技場内でも、お子様からお年を召した方々まで、様々な年代の観客の姿を見ます。
フロンターレの浸透度が進んでいる様子は、競技場の中で深く感じることができます
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まぁ見ての通り今回のネタとしては「余剰部分」ですので、
削除された理由もお判りいただけるかと。オープン間近でしたらふろん太からみの画像も撮れたと思いますしそれならネタとして絡める事はできましたから、その点だけは残念でしたけれども。
ふろん太紹介のためのカード画像。サイン入りですし初めはこっちを使おう……かとも思ったのですけど、今回のネタとしてはカブも範囲外ですし混乱呼びかねませんので、実際には前期カードの単体ふろん太を使いました。カブは別途ネタとしたいです。
これは……当初は緑のチームの下りの処で差し入れる予定でした(モザイク掛かっています)。ただこの辺の「川崎市民の恨み節」は避けた方が良いという編集側の判断が入り、結果として写真を削除、記事もマイルドな表現に抑えました。ここも復刻……は、止めておきます。その辺の感情は、もしかすると「戦国絵図」での緑の部分があからさまに狭い事に影響しているのかも知れません。(「色の塗り分けは実相とは限りません」なので、念のため)なお緑のチームの本拠地の位置については、過去の記事も参照して頂ければと思います。
これはおまけ。構成上写真が横一枚となる部分に対してのスペーサです。ちなみに……この写真も実際に使った写真とは微妙にバージョン違います。こっち方面のネタについては、また追々と言う事で。
川崎にはフロンターレが在る(そして、ふろん太も居る) 私は川崎在住ですし、今後もこの地に巣食う予定です。だから私は川崎の地でネタを探し、川崎ならでわの記事をデイリーポータルZで書いて行くつもりです。地方ではなく「都会の地方」川崎でも面白いネタは転がっているはずですし、見つける事はできるでしょう。あなたの知らない川崎の、あなたの知らない変なネタを全国に! 取り敢えずというかこれをDPZでの私とテーマとします。
と書いている割には、川崎以外のネタも準備していますけどね(^ ^;)をゐ |
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